2025年1月10日書店発売!
古屋兎丸さん
【推しが死んだ朝(1冊完結)】

あらすじ・漫画紹介・感想です📖
はじめに
『もしも、50年後に〝推し〟と老人ホームで再会したら』
老人ホームでこっそりと推しの祭壇を愛でるおばあちゃん〝ゆこりん〟の物語『推しが死んだ朝』。
そして普通の女子高校生・日々希ちゃんの〝推し友キララちゃんと楽しむ令和ならではの推し活〟が描かれた『日々、推す』の2つの作品が収録された、全てのページが美しいアナログフルカラーの1冊です📖🙋
気になるジャンルは?
- 友達・推し友
- 高校生・青春
- 推し活
- メンズ地下アイドル
- 2.5次元俳優
- 老人ホーム生活
- 家族
- ヒューマンドラマ
【推しが死んだ朝】登場人物
ゆこりん(吉村優子)
23歳の時、当時18歳だった金森雅哉の初舞台の演技を観た時
〝この子を一生推そう〟
と涙ながらに決意。
イベントや舞台には全て通い、雅哉が全ての幸せな日々をおくっていましたが…。
金森雅哉(稲本了)
元2.5次元俳優。
デビュー後 トントン拍子に階段を駆け上がり、ビッグタイトルの主演を張るようになりました。
人気絶頂の中、突然の引退宣言…。
その後消息不明。
【推しが死んだ朝】あらすじ
23歳の優子は、当時18歳だった2.5次元俳優金森雅哉の初舞台を観て感銘を受け『この子一生推そう』と決意し、推し活に全てを捧げる幸せな日々をおくっていました。
ところが50年前…優子が34歳の時に雅哉は突然の引退宣言を発表し、表舞台から忽然と消えてしまいます。
『ある日突然、29歳で推しは死んだ』
納得のいく理由も知らされず、引退してしまった雅哉。
他の推しを探したりもしましたが、雅哉が引退してから50年経った今でも胸にぽっかり空いた穴はまだ塞がりません。
84歳になった優子は夫をなくして2年、娘の勧めもあり老人ホームに入居することになりました。
最後は最推しの雅哉が生まれ育った土地でと決めた老人ホームです。
ホームの自分の個室には小さな雅哉の祭壇を作り、今でも変わらず家族には内緒で雅哉を推し続けています。
平穏な日常を過ごしていた優子でしたが入居から1年後、ひょんなことから隣の部屋の稲本さんが気になるようになりました。
ちょっとした仕草が雅哉と重なるのです。
見れば見るほどに〝あの頃の雅哉〟に似てる稲本さん。
年齢や仕草に癖…。
なにもかもが同じ。
そしてついに雅哉と同じ位置にあるホクロを見つけ
本人だと確信。
『ねえ34歳の私!!雅哉が生き返ったよ!!』
おわりに
試し読みをして続きが気になり買おうとしたのですが、値段を見てびっくり!定価1870円…。
めちゃくちゃ悩みました(笑)
試し読みの時点で、最高の漫画だということは確定していたんです。
していたけれど…ぽんっとすぐに出せる金額ではありません。
1日悩み、2日悩み…
日が経てば経つほどに続きが気になってしまうのです。
おすすめに出てきて、試し読みをした時にはすでに運命だったのかもしれません。
購入ボタンを押し、届いたその日に読み終わりました。
読み終わった時、無意識で涙が出ていました。
最初に収録されているのは、女子高生日々希ちゃんの推し活話『日々、推す』で、令和っぽい推し活のお金の出所や友達への気持ちがリアルに描かれています。
今を生きる女の子の話なのに、〝あぁなんだか懐かしいな〟〝私もこんな気持ちあったなぁ〟と、どこか懐かしさを感じることができました。
そして本のタイトルにもなっている『推しが死んだ朝』へ…。
私はもう青春はとっくの前に終わり、親の介護の事をふと考えたり、それこそ自分もいつどうなるかわからないと日々過ごしているので、このお話はすごく心に刺さりました。
若い頃よりも自分の時間はないけれど、今が一番大好きな漫画に囲まれて自称漫画オタクライフを楽しめていたのですが、父が去年亡くなった時に初めて 死を身近に感じてしまい、それ以降いつまで漫画を楽しむことができるのだろうか…私に何かあった時 集めてきた大切な漫画達はどうしたらいいのだろうか…と思うようになってしまったのです。
この作品を読んで、そのことへのヒントがもらえた気がしました。
ゆこりんは84歳になっても、老人ホームに入居しても、変わらず雅哉の推し活を楽しみ幸せな暮らしをしています。
読み終わった私も幸せな気持ちになるくらいに、暖かくて可愛くて愛が溢れてて…。
私も老眼鏡をかけながら若い子たちが読むような漫画も読んじゃったりして、幸せな漫画オタクおばあちゃんになりたいです。
1870円は安くない、けれど古屋先生の想いがダイレクトに伝わってくるフリーハンド・アナログフルカラーのこの作品は、買って本当に良かった絶対に手放したくない1冊となりました✨
これから何十年大切にします😊
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨