2025年3月28日書店発売!
真鍋昌平さん
【九条の大罪第14集】

あらすじ・漫画紹介・感想です📖
はじめに
私が密かに思っている教科書に載せた方がよい漫画〝ウシジマくん〟の作者・真鍋先生が描く『法とモラルの極限社会派ドラマ』です。
ありとあらゆる場面で切っても切り離せない存在の〝法律〟。
あれは法律なのか?違うのか?
普通に生きているだけでは、なんとなくニュアンスでこんな感じかな?という法律もありますが、法律の勉強をしていなければ〝なんこっちゃ?〟な事が多々あります。
真っ当に生きてきた
まじめに働き、善い行いをしてきた
そんな人が必ずしも報われる世の中ではなくなってきています。
漫画から小説からSNSからテレビから─。
様々なところで得られる情報が、何かしら自分を守ってくれる武器になる日がくるかもしれません。
九条の大罪14巻あらすじ
第114審【最悪の駆け引き①】〜第120審【日常の犯罪③】まで掲載されています📖
どこまでが京極を落とすためのシナリオだったのか───。
京極を慕う者達に追われる身となった壬生は、昔馴染みの宇治と密かに連絡を取り、金を動かしながら身を隠しています。
一方、ソーシャルワーカーの薬師前さんとご飯を食べる九条弁護士と烏丸弁護士。
以前薬師前さんが力になり、出所後も色々と支援していた〝曽我部さん〟と連絡が取れなくなってしまい薬師前さんは心配しているようです。
少し障害がありながらもなんとか1人で生きることはできる曽我部さんですが、巡り合わせか運命か…。
たちの悪い者たちに利用され搾取される人生を歩んできました。
弱き者にも悪人達と一緒にいるメリットがあり、簡単に解決できる問題では無いことをわかっている九条弁護士が間に入ったことで、前回曽我部さんは命が助かりました。
また捕まるかもしれない恐怖と裏仕事をすることで獲られる大金…。
天国と地獄を行き来し、結局また闇へと堕ちる曽我部くんの運命とは───。
おわりに
京極が逮捕され、入れ違いに京極を兄貴と慕う『伏見組・出雲』が出所しました。
彼の嫌ぁな嗅覚は今後壬生くんを追い詰めるかもしれないですね😓
とは言っても壬生くんも人を殺めたり、数えきれない位の良からぬ事をしてきたので、いつかその報いをうける時が来るかもなぁなんて思いながら読んでいます。
まだまだ色んな方法でお金が集まる上位にいる壬生くん・宇治くん。
そんな弱肉強食カーストの最下層で生きる曽我部くん。
対極でそれぞれ生きる者達が描かれた14巻は、普段見ることのできない日本の姿…。
知らないだけで実際にはもっと悲惨な状況もあるかもしれません。
大当たりのソーシャルワーカーさんと出会うことができ、親身に色々と整えてくれたとしても、新しい職場や環境で再出発をするのは自分です。
そこから仕事を覚えたり、人間関係を作ったり…。
〝悪人たちに利用され全てを搾取されること〟の対価で得ていた〝身の安全とお金〟は、『そこ』では通用しないのです。
曽我部くんのように少し障害があり、家族との関係も薄く生き辛さがある場合、多分一般社会でやっていくのは相当厳しいことなんじゃないかなぁ。
会社で全員が理解して優しくしてくれるなんてほぼ無いだろうし、教えても教えても覚えられないとなると最初は良くても段々とイライラしてしまうのは仕方無いことだと思います。
じゃあ施設になんて簡単に言うけれど、施設の空きだってなかなか無いし曽我部くん位だと対象にならない事だってある。
結局また上手く行かず、前のように搾取されながらお金を得るしかなくなってしまうの繰り返し…😢
曽我部くんのように生きづらさを背負う若い子たちの中には〝闇バイト〟に堕ちていく子も今の世の中ならありえますよね😢
せめてこの作品の中だけでも曽我部くんには〝安心して生きれる未来〟がありますように──😢
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨
