漫画大好き縁田ちゃん

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『遊女が望む姿とは?』【あおのたつき十七巻】[あらすじ・漫画紹介・感想]

2025年7月18日書店発売!

安達智さん

【あおのたつき十七巻】

あらすじ・漫画紹介・感想📖

はじめに

人気絶頂で死を迎えた〝あおさんこと三浦屋の花魁・濃紫〟は、かくかくしかじかで、浮世と冥土の狭間にある『鎮守の社』〝宮司・楽丸〟〝薄神〟と共に、『わだかまりを持つ遊女たち』の魂を救い、導く手伝いをすることになりました✨

 

サムネイル

前巻(十六巻)のお話はこちらです↓

yoko-enda-manga.hatenadiary.jp

十七巻あらすじ

其ノ陸拾伍【蓬莱柿(ほうらし)】〜其ノ陸拾漆【昼餉のけむ】

まで掲載されています📖

 

只今、鎮守の社には厄介なたずね人が来ています…。
 
その人物はあおさんが働いていた〝三浦屋の遊女・朝妻〟です。
 
あおさんがまだ三浦屋に居た頃から高尾花魁に憧れ、高尾花魁の衣装に持ち物、苦手な物など全て真似をしていました。
 
自分が売った着物や小物まで買い取るなど、異常な執着をみせる朝妻が怖くなり、拒否し始める高尾花魁。
 
高尾花魁は何も悪くないのに、自分が被害者のように振る舞う朝妻。
 
周りの人には、高尾花魁の傲慢にみえてしまうことも多々あります。
 
そんなことは日常茶飯事
 
更には何度も『高尾の名を襲名したい』と遣り手ばぁに頼みこみ、高尾花魁と朝妻の関係は悪くなるばかりです。
 
朝妻のことを知るため三浦屋にやってきたあおさんは、気心の知れた夕顔さんの夢枕に立つことにしたのでした───。
 

おわりに

遊郭で働くほとんどの遊女たちは、売られて見世にやってきた人ばかりです。
 
理由は9割お金が無いから〝売ってお金にするため〟
 
朝妻さんも母親に売られ、三浦屋にやってきました。
 
でも、多分…
母親はお金に困っていたわけでは無く、違う理由で朝妻さんを売ったんだと思います。
 
母親との関係性がずっとずっと朝妻さんを苦しめて、心を縛りつけていたために大きくなってしまった〝わだかまり〟。
 
高尾花魁に異常な執着をみせていた朝妻さんも狂気じみていたし、母親のどんどん変化していく朝妻さんへの感情もおかしくなっていくしで、
 
今までで1番『結局人間が怖い回』でした😨
 
心の闇が人をどこまで狂わせるのか、そしてそれを紐解くにはどれほどの理解と勇気が必要なのか…
 
今回の朝妻さんの姿は、それをまざまざと見せつけられるようでした。
母親からの無意識な刷り込みや支配が、人の一生を左右してしまう恐ろしさ。
 
幼い頃から母親に刷り込まれてきたわだかまりを、解決したあおさん…
 
朝妻さんに真正面から向き合ったあおさんの策、そして人の闇に寄り添うには、自分も過去と向き合っていないとできないことだと思います。
 
だからこそ、朝妻さんはあおさんに本当の気持ちを話すことができたのではないでしょうか😢
 
そしてそして、今回もコウちゃん(あおさんの妹)の情報出ずでしたねぇ💦
 
今のところあおさんはコウちゃんのために沢山お金を母親に渡していたけれど、結局私利私欲に使われていてコウちゃんもずっと前に売られていて、今どこの見世にいるかもわからないまま進展も無し😢
 
花魁でバリバリに稼いでいたあおさんからの援助が無くなり、贅沢な暮らしが出来なくなった母親…
 
絶対コウちゃんに〝その分働け!!〟とか言ってるやん!!
 
あおさん達は浮世と冥土を行き来していたり、冥土ならではのお話もあるしで
濃紫が亡くなってからどれくらいの年月が経ったのかわからないのですが、コウちゃんだけでも浮世で自由に暮らせる未来だったらいいのにな😢
 
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨