漫画大好き縁田ちゃん

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『頭…離れてても 痛いんだ…』【スモーキング・サベージ13巻(2025.8.25)】[あらすじ・漫画紹介・感想]

2025年8月25日発売!

岩城宏士さん

【スモーキング・サベージ13巻】

あらすじ・漫画紹介・感想🚬

はじめに

元ヤクザ者の九条くんが

『殺しの集団・スモーキング』

の噂を頼りに、剥ぎ師・佐辺じぃ達のいる〝ホームレス公園〟にやってきてから、沢山の出来事がありました。

 

凡野兄弟と仲良くなり、いつも一緒にいるようになった九条くんは、他のスモーキングメンバーに比べると秀でた得意分野が見つからず悩んだり、助けた母子から『愛』を教えてもらったり、やられてしまった仲間のためにブチギレたり…。

 

殺しの集団という遠い存在の中で、九条くんは1番私たちに近い感覚を持った青年であり、スモーキング・サベージではタッケンのアニキと同じ位重要人物です。

 

そんな彼が『大切な人や家族たち』を守るため

今できることとは─────。

 

サムネイル

前巻(12巻)のお話はこちらです↓🚬

yoko-enda-manga.hatenadiary.jp

登場人物紹介・あらすじまとめはこちらです↓🚬

yoko-enda-manga.hatenadiary.jp

 

スモーキング・サベージ13巻あらすじ

ミドくんが九条くんが入院したことシュウくん母子に伝えに行った時、偶然その場を見たチジョウズルシの現・ジョウ〝シュウくん母子に近付くことにしました。

 

辛いことを沢山乗り越えてきたシュウくんのママは、現・ジョウの本性に気付くことなく付き合ってしまいます。

 

そんなこんなな矢先、現・ジョウと鉢合わせしたスモーキング🚬メンバー。

 

さすがに町中でドンパチやるわけにはいかず、お互いに引くことになりましたが───

 

逃げ遅れた凡野兄弟・弟〝アカシ〟が、現・ジョウ達に拉致されてしまいます。

 

大切な弟を奪われ悲しみと怨みが爆発しそうなヒロシと、大事な家族のような存在の親友を奪われ取り乱す九条くん。

 

その頃

アカシは前・ジョウの部屋

現・ジョウに酷い拷問をうけていました。

 

『ミドくんの情報』を吐かせようとする現・ジョウの拷問は、どんどんエスカレートしていきますが、天下の凡野兄弟アカシは叫ぶことも無く、一切声を出しません。

 

チジョウズルシの頭・獅子神(父親)を探すタッケンのアニキとD・B・S(ダーティビジネスシークレット)のメンバー。

 

一刻も早く、現・ジョウの事をわかって貰い、シュウくん母子の安全を確保しなければならない九条くん。

 

なんとしてもアカシが殺される前に助けたい

ミドくんと佐辺じぃ。

 

それぞれが自分の守るべきもののために動いています。

 

シュウくん母子

そして

アカシの運命とは────。

 

 

おわりに

 

スモーキング・サベージ13巻・感想

チジョウズルシと決着に近づいているのか…

それとも

まだ先のことか…

 

13巻は今後を左右する出来事が沢山で、緊張感がすごい一冊でした。

 

これまでも残酷な描写や息をのむ展開は多かったのですが、今巻では『大切な人たちを守りたい』というそれぞれの気持ちがいつも以上に強く描かれていています。

 

最初は荒れに荒れていて、スモーキングに入っても突出した武器がなく悩だり、自分にできることを精一杯やって人々を守ってきた九条くんの成長がめちゃくちゃ嬉しいです。

 

『大切な人達を守りたい』という気持ちが誰よりも強く、読者に一番近い立場から物語を引っ張ってくれています。

 

九条くんだからこそのラストのシーン…

 

どうかどうかシュウくん母子と幸せになってほしいです。

 

今後〝男の人を見る目がないですね〟なんて、シュウくんママに言わせないで欲しい😢

 

八丁やゴロさんみたいに愛する家族と過ごしてほしいです😢

 

そして、巻を追うごとに増々になっていく、現・ジョウの目が笑ってない笑顔に不気味さと残酷さ。

 

今巻でもじわじわとにじみ出る狂気が滲み出ておりましたよ😒

 

ミドくんが現・ジョウとぶつかると思っていましたが…

 

1番、現・ジョウと決着をつけなければいけないのは、たしかに彼しかいません(泣)つらい😢

 

そうなるとミドくんの相手は流王くんかな?

流王くん経験浅そうだけど、大丈夫かしら😅

 

次巻に向けての布石もたくさん散りばめられており、スモーキングとD・B・S、チジョウズルシの全面衝突がどう展開するのか、ますます目が離せません。

 

どうか次巻も、元気な九条くんに会えますように…😢

 

大好きな漫画の未来

表現の自由が自由じゃ無くなってきた昨今。

 

スモーキング・サベージのような作品は貴重で、絶対に無くなって欲しくない、無くしてはならない分野の漫画だと思います。

 

過激な描写がめちゃくちゃあり

その中で

 

『人としての在り方、大切なこと』

 

が学べてしまう素晴らしい作品です。

 

───ですが

 

このペースでいくと、あと10年もしたらこのような作品は新しく連載されることは無くなってしまうかもしれません。

 

〝漫画〟〝アニメ〟〝小説〟などの日本が誇る文化の中の世界では、正しく綺麗なことばかりじゃ無いから面白く心に響くのだと思います。

 

作品を読んでいる時だけは、自分の知らない世界へ行けるし、自分の知らなかった事を知る事ができる。

 

美しい恋愛ドラマもよいけれどドロドロの修羅場劇場、キラッキラな青春も感動ですぐ泣いちゃう…けれどやり過ぎ復讐もアラフォーの今は大好物です(笑)

 

できればこの先も、不思議なことや怖いこと…そして人間のヤバい部分がガッツリ読める、そんな世の中が続いて欲しいなと願っています。

 

 

本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨