三家本礼さん【ゾンビ屋れい子(全11巻完結)】[あらすじ・漫画紹介/感想〈前編〉]

この記事は

15巻以内で完結するホラー漫画

三家本礼さん

【ゾンビ屋れい子(全11巻完結)】  

                         

のあらすじ・漫画紹介/感想〈前編〉です📖

はじめに

月刊ホラーMで連載され、当時からめちゃくちゃ大人気の『ゾンビ屋れい子』は、1999年11月1日にコミック第１巻が発売されました📖👻

読むのが止まらなくなってしまうストーリー、忘れられない数々の台詞…

そして２０年以上前とは思えないエロかっこいい登場人物達のビジュアルや、おしゃれなお洋服から細かい装飾品…

どれをとっても至高の漫画です。

現在でも三家本先生のSNSでキャラクターのイラストが登場することもあるのですが、一枚の絵が完成していく工程に毎回魅了されてしまいます。

『ゾンビ屋とは、

死人の目を開け

真実を語らせ、

報酬を得る。』

戦慄のリッパー・ザ・ホラー！！

登場人物

姫園　れい子

死者をゾンビ化して真実を語らせることで、報酬を得る『ゾンビ屋』で生計を立てる女子高校生。

両親は飛行機事故で他界しており、双子の姉『リルカ』がいる。

• 能力は死者のゾンビ化だけではなく、特定のゾンビを地獄から召喚できる。
• 死者を生き返らせても、あくまでもゾンビ、体は徐々に腐っていく。
• 呪文の声が届く範囲の死者(動物や昆虫なども)も一緒にゾンビ化してしまう。
• 呪文の効力は録音や電話の声でも発揮される。
• 学校では『あずさ』『笑美子』の二人と仲良し。二人ともれい子のゾンビ化の能力を実際に見た事がある。

 【ゾンビ屋】

死者と対話するために、

死人をゾンビ化する仕事。

仕事が終われば死体に戻す

姫園　リルカ

れい子の双子の姉。

れい子と同じくゾンビ化の能力を持つ。

世界をゾンビだけの帝国にして支配しようと目論む。

• 世界を我が物にできる『女王クィーン』を目指す
• 自分を崇拝する実力のあるゾンビ使い達を従える
• 下僕たち(手下達)からは『御前様』『リルカ様』と呼ばれている
• 自分の計画に反発するれい子達を抹殺しようとしている

ゾンビ召喚の能力により

リルカの世界征服を祝福する巨大ゾンビ『聖なる前夜祭(ホーリー・ミトラス)』を地獄から召喚できる。

戦死したものたちによって構成されていて血液中で肉食性のバクテリアを大量に飼っている。『悪魔の血液(デーモンズ・ブラッド)』といい、血液を浴びた者を食いつくす。

百合川　サキ

連続２９人幼女殺しの犯人の女子高校生。

両親が海外に滞在し始めた頃から気に入った幼女に声をかけ、自分の妹になるように強要、拒否をされると殺害を繰り返していた。

実際に『みどり』という実の妹がいる。

刃物が得意。

身体能力も高め。

百合川みどり

百合川サキの妹。

小さい頃にずっとサキから虐められており、それが原因で6歳から10年間変わることなく意識障害の植物状態で病院に入院中している。

ジャスミン・メンドーサ

職業は『美しき雇われ戦士』・傭兵。

武器商人ゾンビ『ビクトリー・カタナ』を召喚できる。

ゾンビを召喚しても戦うのはあくまで『あたし』。

ありとあらゆる格闘武具をゾンビから貸し与えられ、使いこなす。

リルカ討伐の際れい子に雇われ、それ以降れい子と仲がいい。

性格は明るくて、社交的。強い。

 

その他のリルカ討伐メンバー

• 三島　流動(るどう)…召喚ゾンビ『ロビン・デーヴィス将軍』
• 雨野　良香…召喚ゾンビ『リヒャルト・ハイドリヒ』あまり言う事を聞かない銃乱射ゾンビ
• 東堂　雄貴…召喚ゾンビ『J・ガンズ(ジャック)』三人の中では一番能力が高いがややキレやすい。
• 東堂　麻夜…召喚ゾンビ不明。雄貴の妹。幼い頃の事故で両足に怪我を負ってしまい車いすで生活している。

女王リルカの下僕達 

• ローゼス・キルミスター…召喚ゾンビ『黒い未亡人(ブラック・ウィドー)』ウサギさんロリータお姉さん。リルカを崇拝しており、『御前様』と呼ぶ。
• 野呂田…召喚ゾンビ『ケネス・ダイナモ』ボカァお人形さん(ミルキー)が大好きなんだな！ケネスくんはミルキーちゃんのお友達でしゅよ
• 谷井　出人…召喚ゾンビ生前呪術師の『ムド・カランバ』こいつだけは許さない！
• 猫神　理沙…召喚ゾンビ『擬態生息者０６号』
• 水桃(スイピン)…召喚ゾンビ『餓蛇羅(ガダラ)』とにかくでかい人間丸呑み巨大アナコンダ
• トレイシー…召喚ゾンビ『罪人の悪夢(シナーズ・ナイトメア)』見た目どうなってる？能力最恐、悪夢でしかない…
• Dr.零…召喚ゾンビ『メディカル・デス』こんなお医者さん嫌だ。中身胸糞おじさん
• 人造人間０８号…リルカのしもべ

 

あらすじ

世の中には、『ゾンビ召喚術』が使える者たちがいる…。

能力を持つ者は手のひら・または身体のどこかに星形のマークを持っており、中には『フリークス(変わり種)』と言われるゾンビ召喚術に加え、別の能力を備えている者達もいる。

姫園家では代々『ゾンビ屋』稼業が伝わってきました。

ゾンビ屋は死者に真実を語らせ、報酬を得ています。

現在のゾンビ屋姫園れい子は１７歳の女子高校生。

幼い頃に事故で両親が亡くなり、稼業を継ぐことになりました。

彼女の能力はゾンビ召喚術に加え、呪術を唱えることで死者(動物や虫なども)を蘇らせることができます。(変わり種)

ただし、あくまでも『ゾンビ化』のため、体の肉は腐っていく一方です。

依頼があれば出向き、依頼人の知りたい真実を知るお手伝いや、事件解決の手助けなどをしながら生計を立てています。

ある時、平和な白池町で『連続２９人幼女殺し事件』が起き、世間を騒がせます。

犯人はお嬢様女子高生『百合川サキ』で、彼女は自分の妹になってくれる幼女をさがしており、気に入った子に声をかけては強要…。そして拒否されると殺害を繰り返していました。

『動機不明！正体不明！

ただただ幼女をさらっては殺害』

現在行方不明の６歳の女の子月野みつよちゃんを３０人目の被害者にさせないため、警察はゾンビ屋であるれい子に協力を求めます。

病院の一室で事件で亡くなった女の子のゾンビ化を始めると、女の子は暴れだし部屋の外に…

そこにいたのは犯人である百合川サキでした。

女の子のゾンビは百合川サキに殺されたと言い、襲い掛かりましたが百合川に返り討ちにあってしまいます。

れい子は二人のやり取りをみて犯人が百合川であると確信しますが、首を一気に切られ殺害されます。

この時、自分の声を録音したテープを再生し自分をゾンビ化していました。

ゾンビになったれい子は百合川と戦い、最後生首にされますがゾンビ屋のプライドをかけ百合川に勝利します。

事件は幕を閉じ、平和な町が戻ってきたはずが

れい子の生首を探す二組が病院にやってきました。

れい子の双子の姉である『リルカ』を崇拝するもの達と、リルカの計画を止める者達です。

幸か不幸か…。

この二組の戦いで他者の体を借りることになったれい子は、リルカの世界をゾンビ帝国にし『甘い汁をちゅうちゅう吸う女王』になるもくろみを知り、ゾンビ召喚術を持つ仲間たちとリルカの元に向かうのでした…。

さいごに

 この漫画は連載当初から大大大好きで、何度も何度も読み返しています。

20年以上前なのに、古さや読みにくさが全く無いとんでもなく素晴らしい漫画です📖✨

王道ではありますが、最恐の強さと絶対にぶれず自分を貫き通す所、そして圧倒的女王でダークヒロインのリルカがずっと一番大好きです😆

大きなストーリーのあらすじをご紹介したのですが、単行本には依頼人の所へ出向き事件を解決したり、亡くなってしまった死者の真実が語られる『ゾンビ屋れい子』のお話も読み切りで沢山掲載されていて、そちらもとても面白いです✨

リルカとの対決のあとに百合川の妹『みどり』が登場したり、また面倒なことにれい子が巻き込まれたりと物語はどんどん進んでいきますので

是非〈後編〉もお立ち寄り頂けたら幸いです📖🙇👻

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幽霊系の怖さではないですが、スプラッターな表現が多いので苦手な方はご注意くださいませ🙇(リアルすぎる感じでは無いです)