この記事は
全22巻にて完結した漫画!
南勝久さん
【ザ・ファブル(第1部)全22巻完結】
のあらすじ・漫画紹介/感想です📖🙋
はじめに
漫画だけではなく主演岡田准一さん、木村文乃さん、佐藤浩市さん、堤真一さんなどなどの豪華な俳優さんによって実写映画化もされました🎥
現在パート2まで上映され、岡田准一さんの迫力のあるアクションがとても話題になり、2作品ともに大ヒット!✨
2020年6月5日に最後の巻である22巻が発売され完結したのですが…
2021年11月5日に第2部『ザ・ファブル The second contact』の第1巻が発売され、2023年7月11日までに既刊7巻となっています。
登場人物
佐藤 明 (アキラ)
大阪の太平市にやってきた伝説の殺し屋。
- 組織の最高傑作
- 幼少期からボスに殺し屋としての英才教育を受けてきた
- 現場に出てからの6年間で、71人を暗殺
- お笑い芸人のジャッカル富岡が大好きで、映像を見ると『ひぃひぃ』言いながら笑う
- ボスの命令は絶対守る
- どんな敵でも6秒以内に倒す訓練を受けていた
- 人格を変えるスイッチは変顔で額をコンコン
- 潜伏期間中にインコの『カシラ』を飼う
持って生まれたセンスに加え、幼少期からボスに殺し屋としての英才教育を受けてきた殺し屋組織ファブルの最高傑作。
殺しの天才のアキラ。
ファブルが受ける仕事は大物が多く、近年殺し過ぎたため一年間休業して、もぐれ(身を隠す)とボスに言われる。
大阪の太平市に行き、ヤクザの真黒組に世話になるよう段取りが組まれていた。
この時にボスから渡された偽造免許証に書かれていた偽名が『佐藤 明』。
ボスの命令を守り、一年間一般人として生活をしていく。
たとえどんなトラブルがあろうとも殺しは絶対にしない。
プロとして━━━━━━
佐藤 洋子(ヨウコ)
アキラと一緒に太平市にやってきた。組織ではアキラのパートナーを務めている。
- アキラの相棒、運転手、助手
- 10歳の頃、両親が殺された
- お酒大好き!酒豪!『ドランク・クイーン』
- 常人離れの記憶力を持つ
- ボスに引き取られ、あらゆる訓練で鍛えられているため、めちゃくちゃ強い
- 太平市ではアキラと兄妹(嘘)として生活する
- 潜伏期間中にハムスターの『おーい』を飼う
一年前から組織ではアキラの相棒として行動を共にしてきた。
組織の最高傑作と言われるアキラのパートナーを問題なく務めれる実力者。
過酷な訓練に耐え身につけた格闘技術は、ベテランの殺し屋位なら男性相手でも余裕で勝てる。
ボスからアキラと共に一年間もぐれと言われ、渡された偽名が『佐藤洋子』。
アキラとは兄妹の設定。
記憶力がずば抜けており、地図、武器の手入れ、新聞記事、人の顔全て一瞬で覚える事ができほぼ忘れない。
太平市では暇すぎてお酒を飲みまくり、ヒマ潰しの男を見つけてはお酒で潰し楽しむ(笑)
ボス
ファブルと呼ばれる裏組織のリーダー。
表の顔は埼玉県某所で整体を開業している。
ボスの命令は絶対。
最強の殺し屋組織の頂点に立ちながらも善悪について考えている。
海老原 剛士
太平市でアキラとヨウコの面倒をみて欲しいと頼まれた『真黒組の若頭』。
はじめは二人を厄介者扱いしていたが、徐々に二人と距離が縮まる。
義理人情に厚く、子分思い。
自らケジメをとりにいき、どんな場面でも一歩足りとも引かない漢!
黒塩 遼(クロちゃん)
海老原若頭の舎弟。
アキラとヨウコの正体を知る数少ない組員。
アキラとヨウコを崇拝しており『兄さん』『姉さん』と呼ぶ。
二人の世話や頼みを聞くことが多い。
アキラと一緒に山籠りをした。
あらすじ『ザ・ファブはこんなお話です📖』
都内某所。
殺し屋組織『ファブル』の『最高傑作』と言われた男とパートナーの女はボスから、
「今年は殺(や)りすぎた。一年ほど休業してもぐる」
と言われます。
ボスから渡された偽造免許証には『佐藤明』『佐藤洋子』の名前が書いてあり、二人は兄妹という設定で一年間身を隠すためボスが指定した『大阪の太平市』に向かいます。
太平市ではファブルと深い信頼関係のあるヤクザの『真黒組』が、二人の身元を引き受け住む所などを用意してくれていました。
義理があるとはいえ、殺し屋の二人を町に住まわせるのは危険であると考える海老原(若頭)は、二人の行動を常に監視しアキラを呼び出します。
アキラの事を快楽殺人鬼だと勘違いしていた海老原でしたが
「殺せるからって
殺したいわけじゃない。
できるなら、この一年
誰も殺さず暮らしてみたい。
この町で過ごさせてくれ…。」
とアキラに頭を下げられ
二人が太平市で生活をすることを認める事にしました。
ようやく穏やかに過ごせるようになり、
アキラはテレビでジャッカル(大好きなお笑い芸人)が新しい事にチャレンジしていることを知ります。
そんなジャッカルの姿を見て、自分も新しい事にチャレンジしないとなぁと思い、普通に働いてみようと仕事を探し始めましたが、なかなかうまくいません。
そんな時にあることで顔見知りになった『ミサキちゃん』と偶然道で再会します。
アキラが仕事を探してる事を聞き、ミサキちゃんが働くデザイン制作会社『有限会社オクトパス』で働けるように、『タコちゃん』こと社長の田高田健二郎の元に連れて行ってくれました。
『時給800円』『ボーナス無し』の配送ドライバーとして雇ってもらえることになり、プロとして普通の生活にまた一歩近づきます。
アキラがオクトパスの仕事に張り切って出勤し始めた頃…。
一般の女性を殺害した、真黒組の海老原が可愛がっている弟分『小島』が15年の刑期を終え出所しました。
15年の月日が流れ、ヤクザ組織も変わり始めた事に苛立ち、時代に合わせるのではなく『恐ろしい警告者』となると決めた小島。
信頼する兄貴分の海老原との約束も破り、どんどんやりたい放題、暴力も過激になっていきます。
そんな彼が稼ぐために目をつけたのはデリヘル業。
町で見かけた、以前ヤクザに騙されたことのある『ミサキちゃん』をデリヘルで働かせるためミサキちゃんの家に脅しに行きます。
この小島の行動が後にアキラ、そして真黒組、海老原を大きく巻き込んでいくのでした…。
おわりに
ファブルの登場人物のセリフで語尾に
『━━━』と伸ばし棒が入ることがあります。
これは伸ばして読むのではなく、『間』をとるのに使っていらっしゃるそうです。
この独特なセリフ回しもファブルならではだと思います。
殺さない殺し屋という殺すの殺さないの?どっちなの?
という好奇心から読み始めた『ザ・ファブル』。
今では本当に出会えて良かったと思えるお気に入り漫画の1つです。
〝ヨウコ姉さんがお酒を楽しむコマが印象的な漫画広告〟を、見かけることが一時期よくありました📱📖
皆さんも目にされた事があるのではないでしょうか?
一年間プロとして一般人になり普通に暮らそうとするアキラとヨウコですが、この前まで殺し屋をやっていた二人(とくにアキラ)には『簡単じゃね━な━━』な事なのです(笑)
様々な事件やトラブル、刺客を相手に
『誰も殺さず』やり過ごすアキラ兄さん…。
めちゃくちゃかっこいいです✨
そしてヨウコ姉さん…
最高💕
この二人だけでなく魅力的な登場人物ばかりのファブルは何度も読み返したくなるめちゃくちゃ面白い漫画📖です!
~おまけ~
公式コミックガイド
『ザ・ファブル完全殺さないマニュアル』
では、登場人物の細かい詳細やエピソードだけでなく、お宝資料集、南勝久先生の大ボリュームインタビューに、八代英輝弁護士のインタビュー、そしてインコのカシラの写真などなどなど…。
これ一冊でファブルの全てが知ることができます!📖
一家に一冊は欲しいマニュアル本です🤣
ザ・ファブル後編はこちらです↓
yoko-enda-manga.hatenadiary.jp
第二部ザ・ファブルthe second contactはこちらです↓
yoko-enda-manga.hatenadiary.jp
本日もお立ち寄りありがとうございました📖🙇