大切な家族であるわんこ🦮ともっともっと幸せになれるヒントがきっと見つかる漫画📖
みやうち沙矢さん
【DOG SIGNAL(ドッグ シグナル)既刊10巻~】
あらすじまとめ・漫画紹介/感想です🐩📖
はじめに
現在(2024年2月24日)Eテレにてアニメも放送されいる大人気漫画です。
(アニメの声優さん…どの登場人物もイメージぴったり神キャスティングに、作画も綺麗でオープンニング曲も最高なのでアニメも心の底からオススメしております✨)
この漫画はひょんな事からトイプードルのサンジュを飼うことになった、佐村未祐がプロのドッグトレーナー丹羽眞一郎と出会い、自身もドッグトレーナーになるために学び、葛藤しながら成長するステップアップストーリーです。未祐の目標である眞一郎は『犬をコントロールできるように』飼い主をトレーニングして、問題行動や悩みを解決していきます。犬に対して絶対に暴力は使わず、全ての犬を救うためにドッグトレーナーになりました。
登場人物皆癖強めですが、わんこへの愛が溢れていて泣ける良いお話ばかり🐩
作者のみやうち先生は元トリマーさんで、愛犬2匹のかわいいプードルさん達が実際にやらかしてしまったエピソードも作中に入っているそうですよ~🐶
気になるジャンルは?
- 犬・動物・ペット
- ヒューマンドラマ
- ハウツー本
- 仕事・職業
などなどです🐶
登場人物
佐村未祐(さむらみゆ)
元カノ優子がいらないと置いていったトイプードルのサンジュと暮らすことになった、アイドル顔のモフモフかわいい系男子の主人公。
素直で良い子だけれど、人にNOと言えない流されやすいところがある。
うまくコミュニケーションがとれておらず、家で吠えまくり暴れまくりのサンジュに困っていた時、公園で眞一郎と出会い憧れ眞一郎の下で働くことになった。
飼い主ママさん達のアイドル。
無愛想な眞一郎をうまくフォローしつつ、場を和ませる。
犬の事をしっかりと観察し、細かい癖などに気付く能力に長けている。
憧れの三人のような犬のスペシャリストになるため色々悩んだり、怒られたり、勉強しながら日々サンジュと共に成長中🐶
丹羽 眞一郎(にわ しんいちろう)
口は悪いし愛想も無い〝アレ〟な人だけれど、凄腕のプロドッグトレーナー。
お店の名前は『Proud Dog』。
全ての犬を幸せにするため、犬ではなくまずは飼い主をトレーニングしていく(例外もあり!)。
人間には思った事をズバズバ言うし無愛想だけれど、「だめな犬などいない」と全てのわんこに全力で愛情を注ぎトレーニングしていく。愛犬で相棒はスタンダードプードルの『ウルソンくん』。
絶対に暴力は使わず、指をならすなどの合図を送り号令(コマンド)を出す。
犬関係では涙もろい、めちゃくちゃ優しい人。
泉 律佳(いずみ りつか)
眞一郎とは幼なじみの腐れ縁。(今のところ)彼女ではない。誰よりも眞一郎の事を知っていて支えている。
眞一郎と同じ専門学校に通いトリマーになった。たまに怖いけれど、飼い主さんにも犬にもめちゃくちゃ優しい🐶眞一郎のお店の大家さんで、二軒先で犬の美容院『フォンテーヌ』を営む。頼りになる姉御肌。
久宝 鈴之介(くぼう すずのすけ)
皆から『のすけ』と呼ばれている『のすけペットクリニック』の獣医師で院長。
眞一郎達と同じ動物専門学校に通っていた同期で仲も良く、眞一郎から〝信頼できる医者〟と紹介されている。
いつも穏やかニコニコ笑顔。
病気や手術のリスクや、治療が大変な時には誤魔化さずしっかりと説明し、ペットと飼い主に優しく丁寧に寄り添った診察をしてくれる。何かあった時の、のすけ先生の安心感は半端ないです🐶
ウルソン🐶8歳
ウルソン先輩。オスのスタンダードプードル。眞一郎の愛犬で相棒。
名前の由来はフランス語で『こぐま』🐻
癒し系の穏やかな性格で、様々な犬や飼い主と良好な関係を作ることができる。トレーニングのお手本から、時には場を和ませたりと眞一郎とお店に欠かすことができない凄腕の『看板犬』。癒し&癒し❤️
サンジュ🐶10ヶ月前後
オスのトイプードル🐶
名前の由来はフランス語で『さる』🐒
未祐くんの元カノ優子から、未祐くんに押し付けられ一緒に暮らしだした。
吠える暴れるで困らせていた時に眞一郎とウルソン先輩に出会い、少しずつ未祐くんとの関係も変わりはじめる。ツンデレ。
表情豊かでかわいい❤️これからの成長が楽しみ🐶
あらすじまとめ
元カノ優子にトイプードルを押し付けられた未祐くん。
仕方なく面倒をみることになったトイプーが毎日毎日家で暴れまくり吠えまくりで、近所からの苦情も多く大家さんにも怒られ疲れて果てていました。
なんとか連れ出した散歩でも未祐くんの言うことを全く聞かないトイプーにイラつき、ついリードを引っ張ったり怒鳴ったりしてしまいます。
そんな事をしてる間に首輪が外れてしまい車に轢かれそうになり━━━。
偶然その場に居合わせた眞一郎の合図でトイプーはギリギリで止まる事ができ、事故にはなりませんでしたが、眞一郎はトイプーを捕まえると未祐くんに「散歩もろくにできないなら犬を飼うな」と怒ります。
合図や仕草でかっこよくウルソンくんとお散歩をする眞一郎に、小型犬のようなウルウルおめめでお散歩の仕方を聞く未祐くん。
眞一郎から渋々リードの持ち方や号令の出し方を聞き、いざ!実戦です!
ところが全くうまく出来ず、トイプーのリードを思いっきり引っ張ってしまいました。
それを見た眞一郎から同じ事をされ、自分が酷い事をしていた事に気付いた未祐くんは眞一郎にトイプーの躾を頼むと、
『飛び出したのを止めた時からのトレーニング代三万円』
を請求されます。
そんなドタバタの出会いがあり眞一郎の下で働く事になった未祐くんは、その日のウルソンくんの貫禄の笑顔に感服し『ウルソン先輩』と慕うようになりました。
お店初出勤の日、開店時間のはずがシャッターが閉まっているお店…。
恐る恐る建物に入ってみると寝ている眞一郎。
聞けば2ヶ月開店休業中。大家の律佳さんの煽りもあり公園へと眞一郎を連れ出します。
息ぴったりでかっこいいウルソン先輩と眞一郎を見て貰うため沢山の人を連れてきた未祐くん。ブツブツ言う眞一郎を一喝し、初めての相談者『レオくん』の飼い主さんの話を聞くことに…。
レオくんの悩みは他の犬に必ず吠えて喧嘩を売ってしまうことでした。
『ダメな犬などいない』と眞一郎と一緒にウルソン先輩の周りを吠えることなく歩く事ができたレオくん。
レオくんだけでなくその場に居た飼い主さん達からもお試しトレーニングの予約ゲットし、さすがのウルソン先輩!宣伝効果はばっちりです🐶
お店に帰りトイプーの名前を知らない事に気付いた未祐くん。
眞一郎のアドバイスで、今の飼い主である未祐くんが改めて名前をつけることに…。
考えれば考えるほど悩んでしまう名付け…。名前が決まるまではトレーニングもお預けです。
悩みに悩んで『サンタ』に決め、深夜に発表するなど大盛り上がり!!
ところが未祐くんの
〝あるやらかし〟
でサンタは使えなくなってしまいます。
ふとウルソン先輩の名前の由来がきになり聞いてみるとプードルの原産国フランスの言葉で『こぐま』だと言われ、フランス語に揺れる未祐くん。
そこで眞一郎からフランス語の『サンジュ』はどうだ?と言われ、即気に入りトイプーにサンジュと呼び掛けます。
ウキウキで意味を聞くと〝フランス語で雄ザル〟だと言われショックで絶叫しながらも、あまりにもピッタリな名前に大満足の未祐くんなのでした。
さてさてここから未祐くんの頑張りもあり、少しずつお客さんも増えトレーニング教室は賑やかになっていきます。
飼い主には相変わらず無愛想、犬に愛情全振り凄腕トレーナー眞一郎と新米見習いの見習い未祐くんの物語ははじまったばかりです🐶
おわりに
ドッグトレーナーにスポットを当てた漫画はなかなかないので貴重な作品だと思います。
猫さんと共にペット代表のわんこ。
それ故に数え切れないほどの専門の本が発売されていて、どれを読んでいいのかわからなくなってしまう時もあるかと思います。
また文字だけだとなかなかイメージすることが難しく実戦しずらいことも…。
ドッグシグナルは漫画なので一つ一つ動きのあるイラストで見ることができ、更に丁寧な説明と何個かのパターン(癖や犬種などなど)も載せてくださっているのでよりわかりやすく工夫されています。
みやうち先生のイラストがめちゃくちゃかわいくて、とても見やすいのもオススメポイントの1つです。
大人から子供まで誰が読んでも読みやすいこと間違い無し!
プロのドッグトレーナーさんやトリマーさんの技や知識・解決策などが知れるのは勿論、ストーリーもこれまた素晴らしく一度読み始めてしまったらそこは沼…🐶手も目も止まりません(笑)
私と同じ涙もろい方はタオルかティッシュ必須ですよ😂
そして、眞一郎の相棒ウルソン先輩が8歳というところもこの漫画の大きなポイントだと思います。大型犬の8歳は少しずつ変化が見られる年頃です。
私はダックスの介護をしていましたが、小型犬でも自分が思っていた何倍以上に大変でした。
ウルソン先輩もこれから高齢となり、眞一郎と律佳さんに支えられながら過ごしていくことになると思います。
きっと沢山の読者が大切なわんことのこれからを、もっともっと考えるきっかけになるのではないでしょうか🐶
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨