漫画大好き縁田ちゃん📚[漫画紹介/あらすじ/感想]

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連載中の漫画!岩城宏士さん【スモーキング・サベージ】[あらすじ・漫画紹介/感想]

現在ヤングマガジンで連載中の漫画

岩城宏士さん

スモーキング・サベージ

(既刊10巻~)

のあらすじ・漫画紹介/感想です📖🙋

 

  はじめに

この漫画は【Smoking/スモーキング(全5巻完結/新装版上下巻)】の続編です。

ミド君がスモーキングのメンバーにまだいることから、関連している漫画の時系列は

【スモーキング】→【スモーキング・サベージ】→【D.B.S/ダーティー.ビジネス.シークレット】の順番になるかと思います。

 

前作スモーキング後半ではサベージで活躍中のミド君が正式にスモーキング入りしました。

 

その後『地獄の南無三兄弟との死闘』により、スモーキングメンバーはピンチに追い込まれましたが、一皮剥けたゴロの活躍により酷い怪我を負いながらもなんとか全員助かります。

 

この戦いで八丁は手を刺され、片目は潰され武器を持つことが難しくなってしまい、スモーキング脱退することになりました。

ミド君とヒフミンは山で修行することになり、ヒフミンはその後プロボクサーになります。

 

様々な事がありこれから生きる場所をおのおの見つけるため初代スモーキングメンバーは解散したのでした。

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前作【Smoking/スモーキング】のお話はこちらです📖↓

yoko-enda-manga.hatenadiary.jp

岩城先生のデビュー作。

タッケンのアニキやミドくんが活躍する『D・B・S(ダーティビジネスシークレット)』のお話はこちらです📖↓

yoko-enda-manga.hatenadiary.jp

 
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  【スモーキング・サベージ】📖漫画紹介📖

賞金首の入れ墨を剥がしホルマリン漬けにして依頼人に渡す。

裏社会で『煙屋』『スモーキング』と呼ばれる殺しの集団が解散して早1年。

リーダーである剥ぎ師の左辺の元に新しいメンバーが集結しました。

 

2代目スモーキングメンバー🚬

 
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 佐辺重蔵[剥ぎ師]

スモーキングといえばこの人。リーダーであり、元殺し屋集団『シークレット』のNo.2。

普段はホームレスとして暮らしている。

悪党の入れ墨を剥がすだけではなく、化けの皮も剥がす。悪党には容赦しない。

 ミド[破壊師]

前作最後、ヒフミンと共に山へ修行に行ったのち佐辺じぃに召集される。 

元アングラ冷戦と呼ばれる、“薬”を打ちながら闘うイカれた地下格闘技のファイター。(中でもかなりの猛者)

妹を殺され佐辺達についていく事を決めた。

とても優しい人。

女性が被害者の場合は、絶対に許さない。

サベージのメンバーの中では、まとめ役で一番冷静かつ、しっかりもの。

 

 凡野兄弟[さすり屋/落吐師]

かわいい見た目から想像が出来ない程の拷問のプロ。(ゆるキャラ兄弟)

スモーキングの中で彼らが一番残酷かもしれません(笑)

死ねないギリギリの拷問を徐々に行い、相手から欲しい情報を必ず聞き出す。

拷問屋とは違い、時には背中をさするように優しく囁き情報を吐かせる。

元々はとある組の拷問担当だったが、ヒロシの暴走で拷問しすぎてしまい、組を破門になった。その後スモーキングへ。

兄弟で拷問の出来映えを試し合う本物(笑)

 

凡野兄弟『兄ヒロシ』

小さい声で喋ってる。語尾がニャー。アカシと離れると暴走してしまう。 (拷問をやりすぎちゃう)体の一部をコレクションしてる(福笑いコレクション(笑))

ヤクザにアカシを傷つけられ、九条が脅された際にはぶちギレで何人も1人で片付けた。

凡野兄弟『弟アカシ』

お兄ちゃんの分も沢山しゃべる。

九条くんの事を大切に思っていて、懐いてる。ひょんなことから女性と子供を助けることになり、ベビーシッターさんをしてあげてた。拷問は狂ってるけど、優しくていいこ。1人で仕事することもある。

 

 九条[技無師/(立ってるだけの)案山師かかし]

元ヤクザ組員。弟分のマルを兄貴分に殺され許すことが出来ず、兄貴分を刺し逃走。

スモーキングの噂をたよりに、佐辺じぃ達のいる公園へたどりつく。最初は荒れていたが、凡野兄弟と仲良くなり落ち着く。特にアカシはマルに似ており、特別に思っている。

半グレからシュウと母親を助けた事で、スモーキング入りが認められる。

 

刺した兄貴分に見つかり、凡野兄弟を人質にとられ宅士を殺せと言わた時には、1人で宅士の所へ乗り込むほど二人を大切に思っている。

結果その心意気が宅士に買われ助かる。

大切な物はずっと持っているナイフ。

まだ修行中で自身の『技』が見つかっていないことから八丁には『技無師』立ってるだけの『案山師』とからかわれている。

 

 シクロ[潜水師](フリーランス)

佐辺じぃからも能力を買われているフリーの潜水師。出番や活躍的には準スモーキングメンバー位の扱い。

潜水師とは潜り、忍び、潜入のプロ。

依頼があればいかなる組織にも潜りこみ、情報を集める事ができる。

元冷戦ファイターで、尊敬するミドの事が大好きで仲もよい。冷戦番号496番。

八丁の命の恩人。

人当たりがよく、憎めないキャラ。

 

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登場人物

 宅士健

D.B.Sの主人公であり、リーダー。

暴力団組織の若頭だったが、敵対する組が雇った獅子神に狙われ組が壊滅。

裏社会で生きていくことを決め、佐辺の所に行き『三代目シークレット』継承を申し込む。

メスで脅し追い返えそうとした佐辺の目の前で、本気の証拠を見せるためそのメスを使い自分の頸動脈を切った。

圧倒的カリスマ性の持ち主。

 志場

宅士が絶対的信頼をおく右腕参謀。

宅士との出会いは壮絶で、宅士の組の裏カジノを襲撃し捕まる。

黒幕が誰か吐かせるため呼ばれたアカシに地獄の拷問をされるも

『あなたは口を割らない』と言わせた男。

 

実は宅士の組員が黒幕で、志場の奥さんと子供を人質にとり脅してやらせたことだった。

その後、宅士に根性を見込まれカジノを手伝うかと誘われ今に至る。

 

  あらすじ

 

初代スモーキングメンバー解散から1年、新しいメンバーが招集されたスモーキングサベージ。

 

最強暗殺軍団スモーキング、それぞれがすでにエキスパートだった前作には居なかったタイプの、強くなるためそして自分の技を見つけるために足掻く九条君の葛藤や成長する姿も魅力的な今作。

 

物語は宅士の組十一會を潰すため、敵対していた鬼怒田組長悪逆の五人組『チジョウズルシ』に依頼をしたことで大きく動き出します。

 

チジョウズルシとは、父親『獅子神』を筆頭に各地に散らばる息子達と結成された5人組の残虐殺し屋集団。

弱い息子は処分(殺され)、また別の腹違いの息子を連れてきて補充する。

どんどん強い息子が残っていくが、父親の強さ、残虐さは圧倒的。

十一會組長が拉致され、獅子神に〝惨たらしく殺された〟ことを知った宅士は組を抜け志場と共に復讐を誓う。

 

『三代目シークレット』を立ち上げるため信頼できる仲間を集めます。

一方シクロの働きで冷戦荒らしをした犯人が、宅士たちを狙っているチジョウズルシだと突き止めたスモーキングも、動かざる負えなくなるのでした。

 

じりじりと近づいてくるチジョウズルシ。シクロの彼女たちを拉致し(本当は加工画像)、シクロを呼び出します。

連れていかれた山奥で、

『獅子神はシクロに自分の息子』

だと告げ一緒に行動しなければ彼女たちを殺すと脅しました。

 

その頃、志場の奥さんと娘を安全な所へ連れていくために動いていた八丁

二人の住む家に着くと一足遅く、二人はチジョウズルシに捕まっていたのでした。

二人を助けようとした八丁は獅子神の強さに手も足も出ず、奥さんは殺され自身も捕まってしまいます。

 

シクロのいる山奥へ連れていかれた八丁は酷い拷問を受けますが、シクロの機転によりなんとか助かりました。

 

この一件で、大切なヒナ(娘)を守るため八丁は死んだことにし裏家業から足を洗います。(スモーキングメンバーとの交流はしています)

 

━━━━━そして現在。

 

スモーキングの依頼もこなしながらチジョウズルシとの勝負に備え日々修行するミドくん・シクロ・九条。

中でも初めて努力をしようとしている九条になんとかよき指導者をつけてあげたい佐辺じぃ。

 

曲者ぞろいの仲間たちが集まってきた宅健のアニキ。

 

入れ替え入れ替えで常人離れした息子たちが揃ってきたチジョウズルシ。

 

それぞれが交差し絡み合う三つ巴…。

 

  さいごに

 2023年6月5日に10巻が発売されました。

またも話がややこしくなりそうな展開に

 

『頼む。スモーキングメンバーは誰も死んでくれるなよ。』

 

と次巻の発売を楽しみにしている次第です。

 

スモーキングサベージでは作者の岩城先生の後書きか必ず載っていて、それを読むのも楽しみの一つになっています。

 

岩城先生のお人柄のあふれるお話や、大人気漫画の作者先生とのお話など豪華なお話ばかりでどの後書きもとても面白いです😊

岩城先生のデビュー作である[D.B.S]とスモーキングサベージは出版社が違うため、サベージで宅健さんは[D.B.S]とは言わず

[三代目シークレット]と言っているそうです。

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『スモーキング・サベージ10巻』のお話はこちらです📖↓

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