安野モヨコさん
【さくらん】
のあらすじ・漫画紹介/感想です📖
はじめに
安野モヨコ先生といえば
あのエヴァンゲリオン監督の庵野秀明先生の奥様で、[監督不行届]という庵野先生の日常が可愛く描かれてる漫画もご執筆されていてこちらもとってもオススメです📖✨
このさくらんは単行本一巻(一冊)が発売されているのですが、今も完結はしていません。
単行本の終わりはキレイにまとめられているので問題なく楽しめますよ😊
登場人物
きよ葉
玉菊屋(廓)の昼夜金二分座敷持ちの廓No.3。
幼い頃に女衒に連れてこられ玉菊屋で『とめき』という名前をつけられ、禿として花魁粧ひ姐さんにつくことになる。
器量は良いがふてぶしいのは幼い頃からずっと。
あらすじ
キャッチコピーは
「てめぇの人生、
てめぇで咲かす」
このさくらんは吉原の遊郭[玉菊屋]の
きよ葉という遊女のお話です。
きよ葉はケンカっぱやいが、玉菊屋のNo3。
No.1の花魁が間夫に殺されてしまい、No.2も身請けされることになり、
道中を晴れる遊女がきよ葉だけになってしまったため、花魁になってほしい玉菊屋…
けれども、きよ葉は花魁になりたくないとごねていました。
きよ葉が玉菊屋へ女衒に連れてこられ、[とめき]という名を貰い、当時の花魁粧ひ姐さんに禿としてつく所に時は戻ります。
幼少の頃からきよ葉はふてぶてしくて、常に逃げる事を考えて、何度も失敗してはせっかんの日々。
花魁なんかになりたくはないと粧ひ姐さんに言い怒られたりもしています。
月日はたち問題ばかり起こしながらも『とめき』は引込となり名前も『おりん』に変わりました。
またまた月日はたち新造になり名前が『きよ葉』になった頃、他の客に連れて来られた惣次郎という男に出会います。
新造はまだ床にはつきません。
それでも惣次郎はきよ葉に会いに来たと再び廓にやってきます。
全く興味なかった惣次郎に触れられた瞬間…きよ葉は全身が疼いて狂いそうになってしまったのでした…。
おわりに
きよ葉の性格はハッキリとしていて負けん気が強く、幼少から芯のある女の子でしたので次第に廓で人気の遊女になりますが、惣次郎に惚れてしまってからはただの恋する女の子になってしまいます。
壮絶な環境で頑張ってきたからこそ、好きな男が出来たらのめり込んじゃいますよね😭
まだ17歳ですよ?
セブンティーンですよ?
現在ならJK!すきぴ!すきぴ!言ってる年頃ですよ😢
そりゃ女を知ってる惣次郎からしたら、まだ本当の意味での男を知らないJKは楽勝。勝ち確定のお遊びです。
さくらんはコミック一冊しか今のところ出ておらず続きは少しありますが、コミックとしてはもう出ないかなぁ…。
初版が2003年で20年前の本ですが、何年でも待ちたいと思います。
安野先生の作品は過去の物でも、イラストもお話もいつ読んでも最先端!
このさくらんのカラーページは着物なのもあって凄く映えていて、漫画というより画集と思える位の綺麗さです📖
読み直すといつも
やっぱり最高…😌ってなってます✨
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨