この記事は
2023年6月20日に書店販売された
安達智さん
【あおのたつき十巻】
のあらすじ・漫画紹介/感想です📖
はじめに
yoko-enda-manga.hatenadiary.jp
人気絶頂で死を迎えた『花魁の濃紫』は、現在少女の姿をしており幼少の頃の名前『あお』と名乗っています。
死を迎えたあおは、気付くとわだかまりを持つ者が迷い混む、浮き世と冥土の狭間『鎮守の社』の前に立っていました。
そこには『宮司の楽丸』とちょっぴり臆病でほわほわ『鎮守の社の神様』の『薄神(うすいのがみ)』がおり、社にやってくるわだかまりをもつ者達の魂を救っています。
やってきた遊女の話を真摯に聞き魂と心のわだかまりを救い導いたあおを見て、楽丸は宮司のあるべき姿を学びました。
その後あおは鎮守の社に奉公することになり、あお・楽丸・薄神の三人で救いを求めてやってくる者達のわだかまりを解決していきます。
ちょっぴりおさらい
前巻九巻で『鬼助』のわだかまりが大きくなり、暴走しかけたことで思わぬ客人『宝刀景光の付喪神』を呼んでしまいました。
大事になるところ、あおさんの機転と吉睦が命の最期まで積み重ねてきた業により、付喪神はその場を納め去っていったのでした
十巻あらすじ
鬼助の巨大化により壊れてしまったお社…。
直すのに18両もかかると言われます。
凹みっぱなしの鬼助を見て、あおさんが自分のお小遣いも足しにして欲しいと申し出ました。
そんな二人を気遣うように、吉睦は楽丸に自分が全額出すと伝えます。
そこでやってきたのはまさかの廓番衆!!
社が壊れた事、先ほどまでの出来事を聞きつけ心配して来てくれました。
気付けば大門の見張り役四郎兵衛の一声で氏子さん達も駆け付け皆でお社の修繕です。
皆のおかげで綺麗に直り、いよいよお盆の行事お祭りが始まろうとしています。
楽しそうな雰囲気を見て廻ろうとするあおさんに恐丸が
『時に無法者が紛れ込むので用心するように』
と伝えました。
誰かに呼び寄せられるように鳥居の外へ向かうあおさん。
そこにいたのは魂迎鳥の文目でした。
文目はあおさんの妹コウちゃんへの想いに目をつけ、ある闇取引を持ちかけてきて…。
さいごに
どんどん色々な謎や伏線が動きはじめた10巻…。
恐丸くんがね…めちゃくちゃかっこいいです😌
もうあんなけ胸糞意地悪男だったのに…(笑)
今や手のひら返しまくりで楽丸くん抜いて推し宮司です(笑)🤣
あおさんの事を認めて、なんやかんや心配してくれるし乙女心のケアまでしちゃうし…。恐丸様ですよ(笑)
文目の事もなんとかしようとしてくれてるし、株…爆上がり!!🤣
文目くんは文目くんの目的があるのはわかるけれど、冥土で人を想う気持ちは浮世から持ってこれる数少ないものの1つ…。
それをエサに誘き寄せ、闇取引を持ちかけるのはやっぱりいい事ではないように思います😣
想いや思い出もその人の一部。
あおさん文目との闇取引せず、楽丸くんや廓番の皆を信じて欲しい…11巻嫌な予感しかしません…。。