漫画大好き縁田ちゃん📚[漫画紹介/あらすじ/感想]

📖漫画オタクの漫画紹介ブログです📖

中川海二さん【DYS CASCADE(ディスカスケード)既刊5巻】[あらすじまとめ・漫画紹介/感想]

コミックDAYSにて連載中のマーダーミステリー漫画

中川海二さん

【DYS CASCADE(ディスカスケード)既刊5巻】

のあらすじまとめ・漫画紹介/感想です📖🙋

 

  はじめに

中川先生はROUTE END(ルートエンド)の作者さんで、このDYS CASCADEが最新作です。

 

過激でありながら、続きが気になってしまう第一巻は『1つのバケツ』から始まりました。

まだ連載中ですが、犯人は特定され全ての連続殺人事件の全貌、状況、そして犯行時の心理描写が1つ1つ語られています。

 

残酷で衝撃的な内容に目を背けたくなりながらも、続きを読んでしまう私たち読者もまた証言の目撃者であり立会人の1人なのです。

 

※猟奇的殺人風景が描かれていますので、苦手な方はご注意下さいね🙇

 

  気になるジャンルは?

 

  • マーダーミステリー
  • サイコパス
  • ホラーサスペンス
  • 警察
  • 猟奇的殺人、連続殺人
  • やや残酷(グロ)
などなど📖
 

  登場人物

 

  三坂重遠(みさかしげとお)

 

  • 遠木県警本部
  • 捜査一課
  • 宇賀田犯所属
  • 巡査部長
  • 主人公。通称ミサちゃん

 

1つ1つ冷静に事件を調べていくベテラン刑事。無愛想。

 

 

 

  宇賀田怜悧(うがたれいり)

 

  • 遠木県警本部
  • 捜査一課
  • 宇賀田班 班長(主任)
  • 警部補

 

不倫で警察を辞めた二人がおり、人手不足の補充のため元々いた火鷹署から二時間も離れた遠木県警本部に異動になった。

娘と夫を残し単身赴任。

物事をはっきり言う明るくて、正義感の強い女性。

三坂と以前関わった事がある?

 

  馬場淳(ばばあつし)

警察署の駐車場に『バケツ』を置いた人物。

6年前殺人事件の容疑者で、宇賀田が本人に話を聞いていた。

その後わざわざ街の防犯カメラに映るなど不可解な行動を続ける。

 

  あらすじ『DYS CASCADEはこんなお話です』

宇賀田警部補の異動初日。

佳匿山の山道で犬の散歩をしていた男性から女性の遺体を発見したと通報が入ります。

 

綺麗すぎる遺体の目立つ外傷は内腿の刺し傷と両手首、足首の拘束痕でした。

 

周囲に血痕が無いことから、別の場所で殺され運ばれてきた事がわかります。

 

ベテラン刑事の三坂は細かく現場や遺体を調べ、犯人の視点に立ちながら事件解決の糸口を探ります。

 

警察署での聞き込みの結果報告でも、犯人に繋がる手がかりはありませんでした。

 

被害者は四日前に父親が行方不明者届を出していた

『古田美輪子 23歳』。

 

恋人はおらず、ストーカーの気配もなし。

 

三坂はあまりにも手慣れた犯行が引っ掛かり、以前にも同じ手口の事件が無かったか調べ始めました。

 

すると、28年前似た手口で女性が殺害された事件を見つけます。

その事件の犯人は『吉野コウ』といい逮捕されていました。

 

捜査資料を探し始めて三時間ほどたった時刻は0時になる頃…

 

三坂のケータイが鳴ります。

三坂が電話に出ると

 

「駐車場に置いた」

 

と相手は一言だけ話し、電話を切られてしまいました。

 

知らない番号からかかってきたよくわからない謎の電話…。

 

とりあえず駐車場に行ってみることに。

 

駐車場には何もなくいたずらか?と戻ろうとしたその時でした。

 

三坂は車と車の間に蓋つきのバケツを1つ見つけます。

 

念のためハンカチで持ち手を包み開けてみると

その中には人間の肘から下の腕一本と、バケツ並々に液体が入っていました。

 

三坂はすぐに電話で鑑識と捜査員を駐車場に呼び、近くにいるはずの犯人を探すため指揮をとります。

 

『人の腕』の事を気にしている部下たちに

 

『腕』よりも『液体』の方がまずいかもしれない…。

 

入っていた液体は約12リットルほど

もしも混ざり物無しの血液だとしたら

 

「12人分の致死量だ」

 

と話しました。

 

その頃、防犯カメラをチェックしていた部下は長髪の男がバケツを持ち駐車場にやってきた映像を見て驚愕していました。

なぜならば、男は左腕が無く包帯でぐるぐる巻きにしていたからです。

 

 

バケツの腕はこの男の物?

 

鑑識の準備も進みバケツの腕を取り出すと、なんと腕の切断面にナイフが刺さっています。

液体はその場でルミノール反応は出たものの、人の血液かまではわかりませんでした。

 

三坂からの電話で自宅からトンボ返りした宇賀田班長も合流し、防犯カメラの男の顔を確認することに…。

 

「こいつ…知ってるかも」

 

宇賀田班長は記憶を頼りに

自身が6年前に担当した殺人事件の容疑者だった男『馬場淳』だと思い出します。

 

 

当時とは見た目も雰囲気もガラッと変わり、さらには腕まで無くなっていた馬場淳。

 

この6年の間に何があったのでしょうか…。

 

  おわりに

ルートエンド、そしてDYS CASCADE。

 

実際にもしこんな大事件があったら、何故?どうして?よりも先に恐怖がきてしまうと思います。連続殺人事件なんてあってはならないことです。

 

ですが…

漫画だと真相や犯人の心理など全部知りたい!と思うし、事件の全貌を知ることができるのでリアルなサスペンス作品は物凄く大好きでついつい読んでしまいます。

 

怖い物見たさかもしれません…。

 

ルートエンドと同じ作者さんの中川先生だったので、面白いサスペンスストーリー確定だ!!とDYS CASCADEを読み始めたのですが、期待の何百倍も面白くて一巻から紙の本を購入して本当によかったぁ😊と思っています(笑)

 

3巻では物語が大きく動き、謎の事件の真相、犯人の手記のような語りや事件当時の様子などが、ある特殊な状況で少しずつ明らかになっていきます。

 

それが物凄くスリリングで、残酷な表現も出てくるのに目が離せなくなってしまうのです。

 

物語が進めば進むほど、まだ描かれていないあの腕の真相。

 

次巻(6巻)が最終巻との事😢

楽しみですが、ちょっぴり寂しいです…。

 

 

5巻のお話はこちらです🙇↓

yoko-enda-manga.hatenadiary.jp