本田真吾さん
【サイコ×パスト
猟奇殺人潜入捜査】
(既刊6巻~続)
1・2巻のあらすじ・漫画紹介/感想です📖🙋
はじめに
この作品はタイトルにもなっている『猟奇殺人鬼〝シリアルキラー〟』『サイコパス』による連続殺人事件を、〝特殊な方法〟で潜入捜査し、事件を解決するお話です。
その特殊な方法とは『超能力』なのですが、今までにありそうで無かった、めちゃくちゃ面白い能力となっています。
一番最初のストーリーから犯人の見た目のインパクトと殺人内容が過激なので、苦手な方はご注意くださいね🙇
1巻の表紙の女の子、実は━━━━━。
気になるジャンルは?
- サイコサスペンス
- 超能力・能力
- 猟奇殺人鬼・シリアルキラー・サイコパス
- 青年漫画
- ややグロ
- 刑事・事件・犯罪
- ホラーミステリー
登場人物
五代 一哲(ごだい いってつ)・26歳・捜査一課巡査部長
過去に家族を殺され、(五代一家〝肉塊〟殺人事件)生き残った高校二年生の四葉ちゃんと2人で暮らしている。
そのために人殺しを何よりも嫌い、熱くなりすぎ先走ってしまう事があまりにも多かったため『捜査第五課』に異動になった。
飛高 紫苑(ひだか しおん)・33歳・捜査五課長
パパが警視総監、本人は警視正。エリートボンボン。
パパの力も使い五代を『捜査五課』に呼んだ張本人。
選んだ人を過去に送る事ができる超能力者。
かなりの曲者で、怪しさ満点。
シリアルキラー達が何故人を殺すのか知りたい…らしい。
- 未来へはいけない
- 過去にあった殺人事件が起きる前に送ることができるが、日付の指定は出来ずいつになるかわからない。(公になってる事件の何年も前の場合もあり)
- 過去に送られた五代は被害者の身体に意識だけ飛ばされているため、被害者の意識は現世の五代の身体に入っている。飛高に説明を受け、一緒に事件解決を待っている。
- 入る被害者は選べない(ランダム)で、飛高は決める事ができない。
- 過去で五代が被害者の中にいるまま失敗(殺される)すると現世には戻ってこれない。
サイコ×パスト①・②巻あらすじ
捜査一課の刑事五代一哲は、つい熱くなり捜査も先走りがち…。
その度重なる〝過剰な捜査〟により、辞令で捜査五課へと飛ばされてしまいます。
納得いかないまましぶしぶ五課の扉を開けると、そこには奇妙な被り物をした人物が立っていてこれまたぶちギレる五代。
被り物をして五代を迎え入れた人物は捜査五課長の飛高紫苑で、父親は警視総監、本人は警視正のエリートクソボンボンでした。
飛高は猟奇殺人鬼通称〝シリアルキラー〟の話を一通りと、本物の『超能力捜査官』になるため『五課・殺人犯超常捜査係』をパパに作ってもらった事を話し、
「シリアルキラーの
凶行を過去に戻って
未然に防げるとしたら
君は命を
懸けられるかい?」
と五代に問います。
そんな事ができるはずなんてないと思いながらも、自身も過去に猟奇殺人事件で家族を亡くしている五代…。
『本物の超能力者』であり、『過去に送る事ができる』という飛高のイカれた話を勢いで信じ、
飛高お手製〝シリアルキラーカード〟を一枚引きました。
君が事件を解決するんだ━━━。
バン★
目が覚めると見たこともない部屋に吊るされ、身動きがとれない五代。
鏡には見慣れた自分の姿は無く、かわいい女の子が写っています。
頭が混乱しながらも、部屋を見渡し状況を確認すると、横には同じく吊るされている女の子…。
事件調書で見た被害者の女の子の1人です。
自分が本当に超能力で事件当時に送られ、更には意識だけ被害者の中に入っている事を理解した時、目の前の扉が開きこの世の物とは思えないゲテモノのような被り物をした犯人が入ってきました。
女性の胸を切り取り被り物に加工していた事から『兵庫・乳房切除殺人事件』と呼ばれることになった事件の犯人の伊崎です。
その狂った見た目に圧倒されていると、隣の女の子に何かしようとする犯人。
なんとか攻撃を仕掛けますが、今の五代は17歳の女の子…。
何も出来ず足を刺されてしまいます。
そして犯人は隣の女の子の胸を失格だと告げると、両方の胸を切り取りました。
助けようと抵抗する五代も殴られ、意識を失います。
意識が戻ると隣には無残に殺された女の子の遺体があり、怒りと救え無かった自分の無力さに苦しみ戦意喪失の五代。
気づけば何日たったのかもわからない状態に…。
そんな時
また変態殺人鬼が新たな被害者の女の子を連れてやってきたのでした。
おわりに
ちょっとグロ有りですが、めちゃくちゃ
おもしろいです!
超能力で犯人を倒し解決をするのではなく、五代さんの実力と五代さんが今までに何度も何度も読み、頭に叩き込んできた捜査資料のデータで事件を紐解き解決していくこのありそうで無かったストーリー。
一巻の表紙を見てまさかかわいい女の子の中に、そこそこ問題ありの殺人許さないマンの男性刑事が入ってると誰が思うでしょう…😲
にしても一番最初の事件でインパクトありすぎのシリアルキラー(変態度100%)登場。ぶっとんでます。凄くいいです。
彼の全貌が初お披露目された時、おっぱいよりも先にシルエット、でかち◯こやん!と思った方も多いはず。私だけですね(笑)
私がこの漫画で特に面白いなと思うところは、五代が入る被害者は選べない(ほんとは飛高は選んでるかもだけれど)ために、飛高が『バン★』(超能力発動)をするまでどの被害者に入るかわからないことと、そして被害者によって事件解決の難易度がかなり変わってくることです。
相手は何人も殺してきた猟奇殺人鬼なので、言わば全員ラスボス級にやべえ奴ばかり…。それだけでもかなりのハードモードなのに、更に入るのが若い女の子などの場合は難易度MAXになるわけです。 五代さんの鍛えられた身体でも厳しい相手をどのように追い詰めていくのか…。
毎回被害者が殺されるまでのタイムリミットが迫る中、事件の詳細を武器に策を練る五代さんの姿は物凄く見応えありです!
また、実際に日本を震撼させた大きな事件が元になったのかな?というお話もありますよ。
〝妹が四葉ちゃん?!〟
━━━━もしかして私たち
入れ替わってる?!?!━━━━
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇
続き(2巻)のお話はこちらです↓📖
yoko-enda-manga.hatenadiary.jp