漫画大好き縁田ちゃん📚[漫画紹介/あらすじ/感想]

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愛する兄のため〝勝つ〟少女の復讐劇【賭ケグルイ双(ツイン)14巻】[あらすじ・漫画紹介/感想]

原作・河本ほむらさん

作画・斎木桂さん

【賭ケグルイ双(ツイン)14巻】

あらすじ・漫画紹介/感想です🙋📖 

  はじめに

蛇喰夢子と出会う前の早乙女芽亜里の物語【賭ケグルイ双(ツイン)】は、芽亜里が私立百花王学園に編入してきた所からはじまります。

学園ではギャンブルに慣れていない編入生が〝毎年カモ〟にされ、骨の髄までしゃぶりつくされ家畜へと落とされてきました。

 

普通の家庭で育った芽亜里は、学園内で行われているギャンブルに興味はありませんでしたが、クラスメイトの愛浦心に誘われ、軽い気持ちでやってみることに…。

そして芽亜里もまた、今までの特待生たちのように、愛浦心にハメられ多額の借金を背負いましたが、愛浦のイカサマを見抜き勝利します。

 

このギャンブルで

『ギャンブルそのものになれること』

『ギャンブルの怖さを知ること』

『今後のための種銭』

を得た芽亜里は〝二度とコケにされないため〟ギャンブルで勝つことを決めたのでした。

賭ケグルイ双まとめ&登場人物紹介はこちらです↓

yoko-enda-manga.hatenadiary.jp

  賭ケグルイ双で現在何が起きているのかおさらい🪙

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2024年7月22日発売の【賭ケグルイ双15巻】にて完結!!

物語は終幕に向け、最終決戦中です🪙🎰

第二図書準備室の使用権を手に入れ『賭場』の活動を開始させた芽亜里。

友達のつづらと文芸部の戸隠雪見、2年久留米くるみと共に、賭場を盛り上げてきました。

 

ところが、以前ギャンブルで勝った生徒会長の座を狙っていた壬生臣葵(みぶおみあおい)の親戚で、兄妹のように暮らしてきた中等部神々廻有愛(ししばゆあ)の襲撃ギャンブルに負け、賭場を奪われてしまいます。

 

尊敬し愛していた兄、葵の復讐を誓う有愛が次に狙ったのは…♠♦

 

  14巻あらすじ

第75話【復讐する女たち】〜第79話【王の資格を持つ女】まで掲載されています📖

 

文芸部の賭場を奪い、次の作戦に移る有愛。

芽亜里のことは門前払いし、

ギャンブルをしない、相手にしないを貫きます。

 

有愛の次の復讐相手は〝風紀委員聚楽幸子(じゅらくさちこ)〟

うまく制度を利用し家畜になり『公式戦』を申し込みます。

それを見越していた芽亜里は、聚楽にギャンブルで勝ち、〝聚楽専用家畜の佐渡みくら〟の代打ちで有愛との公式戦に参加できることになりました。

 

3名での公式戦は、生徒会長桃喰綺羅莉(ももばみきらり)が考えた『封建遊戯(フューダリズムゲーム)に決まり、選挙管理委員大鰐仁羽(おおわににわ)から三種類の駒と一億円がそれぞれに貸付けされたのでした…。

 

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『封建遊戯(フューダリズムゲーム)』🫅⚔🧑‍🌾

 

  • 三種類の駒を使う『王』『騎士』『民×3』
  • プレイヤーは一億円と三種5個の駒を所持
  • 1000万を場に供託すること
  • 5個の駒の内ひとつを選び同時に場に出す『セット』
  • 王>騎士>民>王で勝つが、全三種類が揃うと引き分けになる〝三すくみ〟
  • 王が2体以上出た場合、王の中に入っているダイス🎲の出目で勝敗が決まる
  • 誰かの一億円が無くなるまで勝負する
  • 引き分けになった場合、次のターンは残った駒で行う
『臣下の臣下は臣下ではない』
王は騎士を支配し、騎士は民を支配するが、民は王に支配されない

  おわりに

やっぱり聚楽様は美しい〜!!

双ツインの立役者、花形は間違いなく聚楽様です!

 

綺羅莉様も認めるギャンブルの強さと相手の心を壊していく心理術は、聚楽様の武器であり魅力でもあります。

 

本当はまだまだ続きを読んでいたいけれど、次巻15巻にて賭ケグルイ双は一旦の終幕。

ギャンブルを知り、様々な強者達とギャンブルし、成長してきた芽亜里の物語。

 

次巻で有愛と聚楽様とのギャンブル後に芽亜里がどうするのか、どうなるのか…。

賭ケグルイ1巻で夢子と出会うあの場面にどう繋がるのか、とても楽しみです📖

 

今回のギャンブル封建遊戯は〝三すくみ〟、じゃんけんのようなものですが、出す手に制限がある〝不平等じゃんけん〟で変則ルール。

 

そして封建制度に基づいて綺羅莉様が考案したのにもかかわらず、動いた者が不利を負うため『くだらない』と言い放ったギャンブルです(笑)

綺羅莉様、この頃から安定の容赦なさ🤣

 

さすが強大で美しき我らの生徒会長!

 

このゲームでの不利、不平等とは3個ある民に負け、被ればダイス勝負になる〝王が弱すぎること〟です。

 

葵の復讐をするため聚楽様にギャンブルを申し込んだ有愛は、期待値を下げられた弱き王と真っ当にやりすぎ綺羅莉様に負けた葵を重ね

 

『弱い者が勝つには工夫がいる』

 

と王の駒を作った綺羅莉の気持ちを捉えていました。

 

が!!

有愛ちゃん、まだまだ若いのぅ!

綺羅莉様、多分〝ただその方が面白い〟〝ギャンブルを楽しみたい〟だけよ🤣🤣

 

閃きは受けたとしても、葵くんのこと…

「あぁそんな人も居たかしら…」位にしか思ってない(笑)

それが生徒会長桃喰綺羅莉様なのよ🤣

 

葵が王?

ふふふふってお上品に微笑むだけ、きっと。

 

有愛ちゃんはとんでもない人に喧嘩を売ったのよ。

 

有利だったはずの有愛ちゃんがピンチのラストカット…。

15巻で愛するお兄様のため復讐を遂げることはできるのでしょうか…。

 

 

本日もお立ち寄りありがとうございました🙇📖