17巻の帯に完結と書いてあったけれど
2022年10月25日
約四年ぶりの新刊です📖
原作 さくらももこさん
作画 小萩ぼたんさん(さくらプロダクション)
【ちびまるこちゃん18巻】
はじめに
17巻まで使われていたタイトルのフォントも変わり、新しい体制でのちびまる子ちゃんが始まりました。
今までに放送されたアニメの中で、さくらももこさんが担当されたお話をぼたんさんがこれから漫画にしてくださるそうです📖
18巻あらすじ
『ハロウィンパーティーをやろうの巻き』から始まり全7話が掲載されています。教室の窓辺から秋を感じる藤木くんと永沢くん。
いつも通りに藤木くんに毒を吐く永沢くんは『ハロウィン』の事をゆかいな話題だと藤木くんに話しますが、藤木くんはなんのことかさっぱり。
そこに通りかかったまるちゃんからもハロウィンのことを詳しく教えて欲しいとお願いされた永沢くんは、ウダウダ言いながらも
『ハロウィンはアメリカのお祭りで10月31日の夜に皆で仮装してパーティーをやるらしい』
と二人に話しました。
どうして10月31日にやるのか気になったまるちゃんたちは、花輪くんに聞くことに…。
『日本でいうお盆のようなものさ』
『ハロウィンの夜には死んだ人の魂と一緒に魔女やおばけも甦ると言われているのさベイビー』
さすが花輪くん、なんでも知っています。
さらに魔女やおばけはいたずらをすると言われているので、〝いたずらされたくなかったらおかしをよこせ〟とアメリカの子供たちは仮装をしてよその家に行く事も教えてくれました。
それを聞いた永沢くんは何か心を打たれたようで、『日本はユーモアが足りない、もっと行事を楽しめばいいんじゃないか』とハロウィンパーティーに乗り気です。
なんとなく微妙な藤木も丸め込みハロウィンパーティーをやる事に決めた三人。
早速他のメンバーを集めようとしますが、馴染みのないハロウィンに皆興味がありません。
ようやく見つかった新メンバーは野口さんと山田…。
メンバー次第でパーティーに参加するか迷っていたたまちゃんは、親戚が来ると嘘をつき裏切りのタミーになりました。
メンバーも決まり、いよいよ変装の衣装探しです。考えてみたものの、なかなか良い案が浮かばないまるちゃん。
そこへ「いいお面があるぞ」と現れたのはおじいちゃんです。
喜ぶまるちゃんに差し出したのは〝立派なおかめさん〟のお面でした。
最初はアメリカにおかめ?と渋っていたまるちゃんでしたが、どんどん自分にはおかめがぴったりで日本でやるハロウィンにはおかめしかない!とはりきります。
はてさてどんなハロウィンパーティーになることやら…😆
おわりに
私は一番大好きな漫画家さんと聞かれたら迷わず「さくらももこ先生!!」と答える位にはちびまるこちゃん大好き読者です。
小学校の頃にちびまるこちゃんの漫画を知り、アニメは毎週ほぼ欠かさず見て育ちました。
つい大人になった今でも「あたしゃねぇ」と言ってしまうこともあります。
私にとってこんなにも身近に感じれて、まるでそこに存在するかのように共に生きてきたまるちゃんは唯一無二の存在です。
18巻を初めて読んだ時、ももこ先生のイラストを丸写しした、まるちゃんではなく、ももこ先生の雰囲気もしっかり残しつつぼたん先生の優しいタッチで描かれているなぁととても嬉しくなりました。
ちびまる子ちゃんの漫画を他の先生が描くの?と思われた方もいらっしゃると思うのですが、ももこ先生とちびまるこちゃんを今まで見守ってこられた、さくらプロダクションの皆さんの
〝まることももこ先生はこれからも離れること無くずっと二人は一緒だよ〟
という想いが込められた一冊だと私は感じました📖
18巻ではこの話ってアニメオリジナルだったの!?原作は漫画からじゃ無かったんだ😲漫画で読んだ事あるつもりでいた!とびっくりしたお話もあり、まだまだきっと漫画にはなっていないけれど名作のお話が沢山あるので、また19巻~と漫画で読む事ができるかなぁ?と楽しみにしています😊
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨