この記事は
2023年9月17日発売の漫画
小山愛子さん
【舞妓さんちの
まかないさん 24巻】
のあらすじ・漫画紹介/感想です📖🙋
はじめに
前巻(23巻)から始まった『紡がれる、もう一つの物語。』、市のおかあさんと百子さんお姉さんの出会いから現在までが描かれています。
大人になり皆を見守る二人が、舞妓さんに憧れ一緒に高め合っていた同期だった頃…
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『もう一つの物語』登場人物
あずさ→千佳子
現・市のおかあさん。
仕込みの時から夕子(現・百子)と同期。
舞妓さんになり、あずさから千佳子に。
- 舞妓さんに憧れ、神奈川から上京。
- 初日のおどりのお稽古で、夕子のずば抜けたおどりに見とれてしまった。
- よく気がつき、面倒見もよくしっかりしている。
- 元バレーボール部主将に生徒会長だった。
夕子→百子
現・百子さんお姉さん。
仕込みの時からあずさの同期。
舞妓さんになり、夕子から百子に。
- 市の内娘。(当時のおかあさんの娘)
- 自分のテンポは崩さない。マイペース。
- おどりのお稽古では、ずば抜けて上手。
- 内娘だからではなく、誰よりも朝早くからおどりを練習している努力家。
- 家事全般できなかったが、あずさができるまで教えてくれた。←めちゃくちゃ嬉しかった。
- 恋をしたことがなかった。
24巻あらすじ
24巻は『第251話 お祝いの日』~『第261話 大切な人』まで掲載されています。
年が開けいよいよ二人揃っての『お店出し』です。
舞妓になり、あずさは『千佳子』に夕子は『百子』という名前になりました。
仕込みの頃から
『百子のおどり』
『千佳子の気立ての良さ』
はあちらこちらで評判で、凄い数の目録がおくられています。
あれよあれよとお店出しから三年経ちました…。
百子はおどりの才で三年連続『奨励賞』。
千佳子は一度お座敷に呼んだお客さんが必ず次も呼んでくれるひいきさんが増えました。
そんな2人はテレビにも引っ張りだこの二大看板舞妓さんです。
そして二人で市を出て、芸妓さんになり早三年。
千佳子は変わらず、大好きな百子のおどりを近くでみています。
お互いの家を勝手に出入りしちゃうくらい、信頼しあう二人…。
そんなある日のことでした。
市のおかあさんである百子の母が、入院することになってしまいます。
百子の事を想い、おかあさんが退院するまで市の事を引き受けた千佳子。
お座敷に市の事務仕事…大変ですが頑張ります。
その日の業務が終わると、ふと市での夕子とあずさだった頃を思い出しました。
出会った時からずっとずっと大好きな夕子のおどり…。
千佳子が見つけた
『この先100年をかけた夢』とは…。
~おまけ~
『お店出し』
半年~1年程仕込みさんの期間を経て、舞妓さん(デビュー)になること。
『目録』
舞妓さんのお店出しのお祝いに、ごひいきのお客さんや、お店、芸妓さんなどから贈られる。多くは鮮やかなおめでたい絵が描かれている。
さいごに
二冊にわたり描かれた、市のおかあさんと百子さんお姉さんのお話。
今巻終盤のお互いが大好きで大切に想っているからこその、心のすれ違いが読んでいてとても苦しかったです。
百子さんの気持ちを察して、余計な言い訳はせず疎遠になっても、ずっと百子さんの事を考えて陰ながら応援する千佳子さん。
素敵すぎるやろ…。
無限の愛(菩薩級)。
すぅちゃんとキヨちゃんも尊いけれど、新たなペア爆誕ですよ🤣
百子さんお姉さんが大好きでしたので、推しペアは24巻にして、迷うことなく決まりました(笑)
次の巻でも百子×千佳子ペアのお話がありますように…🙇✨
続きの巻(25巻)のお話はこちらです📖↓
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