10巻以内で完結!
戦慄の復讐劇サスペンス漫画!
原作・山崎 烏さん
作画・要 龍さん
【復讐教室(全7巻完結)】
あらすじまとめ・漫画紹介/感想です📖
はじめに
E★エブリスタに投稿された山崎烏先生の原作小説『復讐の唄』(後に『復讐教室』と改題)のコミカライズ作品です。
続編の小説『復讐教室連鎖』も発売されました。
こちらの記事ではコミック版復讐教室のあらすじを載せておりますので、原作小説と少し違う箇所があるかもしれません。
御了承お願い致します🙇
気になるジャンルは
- 学校・学園生活・同級生
- 復讐劇
- 友情・友達
- 裏切り
- イジメ
- 少年・青年漫画
- サスペンス/ホラー
登場人物
藤沢 彩菜(ふじさわあやな)
白咲中学校3年3組出席番号22番。主人公。父親に嫌われないよう必死な母親と、全てを冷たく否定する父親をもつ。
気付けばイジメのターゲットになっていて、仲良し4人グループからも外され1人ぼっちに。暴行、恐喝、脅迫、集団無視など毎日酷いイジメに耐えていた。
ある日信号待ちをしているときに誰かに押され事故に遭い、クラスメイト全員に復讐することを決める。
元仲良しグループメンバー
- 窪田 恵美(くぼた えみ)色々な物を写真にとる。スクープ大好き天然っこ。結子と彩菜の仲違いをずっと心配している。結子の秘密を知ってる友達。
- 滝嶋 結子(たきしま ゆうこ)物事をハッキリと言う姉御肌。優等生。両親から異常な厳しさで全てを縛り付けられている。日常的にヒステリーや折檻をうける。彩菜からイジメの相談をされた時に、きつく突き放し関係が壊れてしまった。
- 塚本 美穂(つかもと みほ)からだが弱く、持病がある。小学校からの友達。どこか掴めない美人。本をよく読んでいる。気付けば結子達から離れ別のグループといる事が多くなっていた。
野村 藍(のむら あい)・吉永 翔太(よしなが しょうた)
都合よく動く駒。
協力してくれるよね?
あらすじまとめ
私の毎日は地獄だった
毎日毎日、代わる代わるクラスメイトから酷いイジメにあっている彩菜。
暴力、脅迫、恐喝、全員から無視され陰口を言われ…。中には笑うもの見てみぬふりをするものもいます。
心が死に『もうこのままでいい』と思いはじめていた時、信号待ちをしていると後ろから〝誰かに〟押され事故に遭ってしまいました
殺されかけたことで
命をかけてクラスメイト全員に復讐をし、自分と同じ地獄を味わわせることを選びます。
まず最初のターゲットは校内一のモテ男『瀬尾 優斗(せお ゆうと)』、後輩からも人気のイケメン優男。
しかし本性は言葉巧みに女の子を騙し、無理やりレイプ紛いの事をしていて、彩菜も被害者の1人です。
卑劣で外道〝女の敵〟
現在6人の女の子達を騙し手を出していて、その中の1人『池田沙知』は不良の一真のお気に入り。一真を2人のデート現場に上手く誘導し、嫉妬でぶちギレた一真が瀬尾に酷い暴行を加えました。
全てが計画通りに進み、1人目の復讐を無事終えテンションがあがる彩菜。
次のターゲットは四人で以前仲良しメンバーだった『塚本結子』。
彼女とは彩菜がイジメの相談をした時に、きつく突き放し激怒した結子に
「友達をやめましょう!」
と言われて以来ずっと仲違いしています。
結子の両親は度を越えた躾をし、結子はことあるごとに酷い折檻を繰り返し受けていました。
辛い家庭からの避難場所として派手な服と濃いメイクをしクラブに通っていることが、結子の秘密です。
彩菜は隠し撮りしたその写真を結子の家のポストに入れます。
結子が帰宅すると両親は怒り狂い、学校にも行かせず監禁と折檻をし続けることに…。
写真を投函してから数日…結子が来ないことで2人目の復讐も済んだ事を確信した彩菜。
結子の家の前まで確認に行くと、元仲良し四人グループの恵美が結子を心配し家に訪ねてきている所でした。やはり結子とは会えずだった様子。
その場で誰かと電話をし始めます。
結子の事を問い詰め
〝あんたが彩菜のイジメの黒幕のクセに━━━━。〟
隠れて聞いていた彩菜は黒幕が誰か気にしながらも、復讐は上手くいっているので深くは考えませんでした。
学校では彩菜が復讐をしていることを知らないクラスメイト達が、相変わらずイジメを続けています。
そんなある日、恵美が彩菜のイジメを止めるため立ち上がりました。
イジメグループに激怒し、彩菜に今までの事を謝ります。恵美は結子の事が心配なことを話し、彩菜からの相談の日結子も部活の事や親からきつく言われ、彩菜へキツく当たってしまった事をずっと後悔していた事を伝えました。
結子は素直になれず、陰から彩菜をイジメから守っていたのです。
全ては誤解が生んだこと…?
ずっと自分を大事に思っていてくれた事を知り、彩菜の心は後悔と安心に向きはじめます。
ところが恵美にかかってきた結子からの電話で、彩菜は大きな間違いを知り全ては以前より深い地獄に転がり復讐に狂うしかなくなるのでした。
誰が悪で何が悪なのか。
復讐は笑ってしまうほどに上手くいっていた。
いっていたはずだった…。
本当に?
おわりに
読みはじめたら最後まで是非読んで欲しい漫画です。
何が真実で誰が本当の味方なのか、最後の最後までわからない〝彩菜の『復讐劇』という物語〟を大きく越えるラストが待っているからです。
私は連載中ではなく、完結後初めて読んだのですが全7巻いっきに読み終えてしまいました。
イジメからの復讐劇という前情報のみで読みはじめたので、必殺仕事人のような
スカッとこれからは前向きに生きる!みたいな内容を想像していたのですが、結構心をグリグリされるお話となっています。
最初はそれこそクズの勘違いイケメンが、大事なお顔をぼっこぼこにされ自業自得。
ですが奴はレイプ魔。
少し甘いのでは?と普段DYS CASCADEやらを愛読している私はやや物足りなさを感じながらも『女子中学生だもんね!彩菜ちゃん頑張った!』と読み進めていました。
そんな余裕もどこへやら…💦結子ちゃん事件から雲行きがどんどん怪しくなりはじめ、彩菜ちゃんの復讐はエスカレート…かっぱえびせん状態になっていきます。
そしてもう1つ忘れた頃にやってくる『謎の黒幕』の存在。
彩菜ちゃんの復讐劇と謎の黒幕、この大きな2つのテーマを中心にストーリーは進んでいきます。
謎の黒幕は怪しい人物が5人ほど登場し、結局全て明かされるまで私はわかりませんでした(笑)一応予想はしていたのですが…しっかりとミスリードの上で踊っておりました(笑)🤣
まだ読んだことのない方には、めちゃくちゃ気になると思うのですが是非黒幕のことは調べずに読むことをオススメしたいです📖
完結作品なので、最後まで読むことができますから…✨
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨