2024年4月12日書店発売!
浅見 理都さん
【クジャクのダンス、誰が見た?5巻】
あらすじ・漫画紹介/感想です🙋✨
はじめに
東賀山事件の唯一の生き残りである当時0歳の赤ちゃんだった『林川歌ちゃん』。
記者の神井が独自に行ったDNA鑑定で、父春生と血の繋がりが無い事を知った小麦ちゃん。さらには〝林川歌本人〟かも知れない事を知らされ、自分は何者なのか?も調べています。
ようやく事件後、林川歌ちゃんを引き取った人物が『津寺井幸太』という親戚だったとわかり…。
第5巻あらすじ
第17話『信じる娘』~第20話『すべてを知ったとしても』まで掲載されています📖
染田が誰かに指示をされ、嘘の供述をした可能性を捨てきれない中、染田が死亡。春生と染田の関係はまだ報道されていないが、マスコミが騒ぎ出すのも時間の問題…。『染田が春生の手紙を偽装したことを認めた調書』をなんとしても守りたい警察と検察。
そこで赤沢と連絡を取り合っていた〝検事の阿南〟は直接小麦ちゃんを調べる事にしました。
参考人として検察庁に呼び出された小麦ちゃんに、松風弁護士は前もって
『任意なので、嫌になったら途中で帰ってもよいこと』
『色々質問された後調書を取られると思うが、しっかりと読んで話した内容と少しでも違ったら署名しないこと』
『もしくは〝直してください〟と訂正を求めること』
を伝え送り出します。
松風弁護士の予想通り〝染田さんについて〟聞かれる小麦ちゃん。
手紙は父春生が書いたと思うか?に「はい」と答えましたが、阿南検事は状況的に染田が遠藤友哉の指示で書いたと考えていると返します。
『お金欲しさに手紙を偽造したと嘘をついた』よりも『お金欲しさに手紙を偽造した』の方が自然ではないか?
最後に染田と別れた時はどんな様子だったか?
どんどん小麦ちゃんの心をえぐり、混乱させていく阿南検事は最後の仕上げに
『染田は今も薬物を使用していた』ことに気付いていたか?と問いました。
染田の見えていなかった裏の顔を知り、動揺が隠せない小麦ちゃんに
染田の話していたことについて認識は変わったか?
と最後の質問をする阿南検事。
小麦ちゃんは屋台での二人を思い出しながら
『父が私を信じてくれたから…遺したものです』
『私わかるんです』
はっきりと意思を伝えます。
〝手紙の偽造はしていないと思う〟
阿南検事の取り調べは終わりました。
追えば追うほど見えてくる、嘘や正義によってねじ曲げられた重く残酷な真実。娘を信じた父の遺志を信じる小麦は━━━━━。
おわりに
話が大きく動いた第5巻!
春生パパの事件に衝撃をうけ、市民のために動いてきた人があのような最後を迎えてはいけないと、力を貸すため松風弁護士の事務所を訪れた検事を退官してから弁護士になった鳴川弁護士が登場!
このタイミングでの登場に怪しさ満載(笑)それでなくても登場人物全員疑え!の勢いで読んでいるので、身構えてしまいました(笑)
ユーモア溢れるおじさん鳴川弁護士は世間話が長く、宇佐美弁護士をやつれさせ小麦ちゃんのことを『お嬢』と呼び、初っぱなから飛ばしまくりでしたが、小麦ちゃんが『林川歌さん』を引き取った津寺井幸太のところへ行く際付き添いをしたり、記者の神井を追い詰めるなど実力派!
松風弁護士にはない威圧感とテクニックは、孫の話を嬉しそうにしていた宇佐美弁護士からは想像できないものでした!
元検事仕込みの相手にかける〝圧〟の迫力は只者ではない感半端ないです。
一緒の弁護団の人からの情報では、『変な人ではない』らしいので、恐らく…きっと…黒幕の人では無いと思います。多分。凄く怪しいですけれど(笑)
そしてそして、ちょこちょこ話に出てきていた松風弁護士のお父さん『久世さん』。今はどこで何をしているのか全くの謎のお父さん。
赤沢さんとの絡みも明らかになりはじめ、まさかとは思いますが関連あり?ですかね…。そこまで話を広げると、もう何を追っているのやら💦あたまがついていけなくなってきました(笑)とにかく多いんですよ(笑)情報が(笑)
新しい巻が出る度に思うのですが、読者の皆さんは犯人の目星ついてるんですかね?(笑)今登場してる人で怪しい人…いた?いる?
脳内推理してみたんですけど、全員シロでした😂もう犯人出てきてるんですかね…。
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨