本田真吾さん
【サイコ×パスト
猟奇殺人潜入捜査5巻】
(既刊7巻~連載中)
あらすじ・漫画紹介/感想です📖🙋
はじめに
上司飛高の超能力『過去に送る力』で、過去の連続殺人事件に潜入捜査することになった五代。
3巻では『練馬区監禁連続殺人事件の犯人〝洗脳の傀儡師〟幸坂潤之介』の下へとおくられましたが、潜入先は捜査資料には無かった過去なのでした。
4巻は引き続き幸坂の事件捜査のお話ですので、こちらで4巻のあらすじは控えさせていただき、次の事件が始まる5巻をご紹介致します🙇📖
5巻あらすじ(5巻から始まる事件メインです。)
想像よりも多くの生徒が幸坂に洗脳され、さらには入れ替わった人物『高校教師高杉裕也』は、幸坂の弱みをにぎりお金を要求していたようです。
ひょんな事で出会い、幸坂を調べるのを手伝ってくれていた女子高校生のサトミも巻き込んでしまいましたが、五代の犯人逮捕への執念と何としても救いたいという熱い心を込めた言葉が事件を解決へと導いたのでした。
飛高への不信感がますます増しながらも、過去の事件を解決し、自分の家族が殺された〝肉塊事件〟の犯人の手がかりを掴みたい五代は次の事件に備えます。
今回の事件は五代が指定した2004年に太平洋孤島で起きた大虐殺事件【祝波島41人殺し(たつなみじま)】です。
犯人は〝幽憤の狂戦士(ゆうふんのバーサーカー)〟と呼ばれる【軍場 蔵人(くさば くらひと)】で、軍場は事件発生一年前から島に移住していて島民との反りが合わず何度も衝突。
そして事件当日、様々な武器を使い島民ら41人を惨殺しました。
五代がこの事件に決めた理由は〝軍場が殺した人々をバラバラにし、一つの大きな肉塊を作ったこと〟…。
自分の家族を殺された事件と同じだからでした。
ただし、五代の家族が殺された事件よりも前に軍場は死刑が執行されています。
何かきっとヒントがあるはず…。
_____バン★🔫
潜入捜査スタートです!
目を開けるとそこは海、船の上でした。
まもなくして祝波島へと上陸、今回五代は『18歳の清川 麻紗』に潜入、同じ大学のテニスサークルの4人でこの島を訪れ、事件に巻き込まれ亡くなった被害者です。
軍場の大虐殺事件までは〝あと3日〟
なんとしても事件を止めなければなりません。
島に一緒に来た友輝の祖母の家に泊まることになっていた3人は、友輝祖母から島のはずれにある森の中にある家には近づかないこと、そこに住む軍場は本土で人を殺して島に逃げて来た犯罪者なのでは?と噂があることを聞きました。
島の人たちはすでに軍場の異常性に気付き距離をとっているようです。
次の日観光のPRになればと島の村長国枝が挨拶に来て、辺り一面紫の『立浪草』畑を案内してくれました。
どこか懐かしさがある立浪草…。
皆からこっそり離れ軍場の家へとやってきた五代は、家の中で〝捌かれ解体された獣〟の死骸と大きな銃を見つけたのでした。
おわりに
この事件も多分、実際に過去に起きた事件が元になっているのではないでしょうか🤔
今回のポイントはなんと言っても、今までの犯人と比べると桁違いの強さだと思います☝️
元自衛隊であらゆる武器の使い方は勿論、戦いの基礎もあり体力や身体も大きく18歳の女子大生麻紗ちゃんどころか、五代さん本人の身体だったとしてもかなり厳しい対決になりそうです。
普通に戦えば間違いなく軍場には勝てず〝死〟なので、いつも以上に慎重に軍場の身の回りを調べていく五代さん。
実は島に麻紗ちゃん達がやってきた事を知られていて、すでに軍場にちょこちょこ監視されているんですよ!!
追うはずが気づかない内に追われている…。
こわすぎます💦
自分の住んでいる小さな島に、人殺しの噂がある男が移住してきたなんて事が実際にあったら、気が気じゃない😱😱😱
子供がいたら心配で遊びに行かせられない😱
小さい島ってのがまた逃場が無さ過ぎて、どうにも出来ないもどかしさと苛立ちが島民達の正常な判断力を奪っていく様子がとても現実的でした。
過去では人口が少ない島だからこその団結力をもって軍場に立ち向かったのかもしれません。
家族のため、大切な人のため、自分が生きるため…。
そして島民41人が犠牲になってしまった…😢
軍場が島民たちを虐殺したのには、何か理由があったのか?
それとも〝やられる前にやる〟を実行してしまった島民たちを返り討ちにしただけなのか?
そして軍場が島民で作った〝肉塊〟は五代さんの事件に関係あるのか…。
少しずつ五代さんの家族が亡くなった事件に近づいているはずなので、怪しい所はチェックしていきたいなと思っております!!
本日もお立ち寄りありがとうございました🙇✨
次のお話はこちらです↓📖
yoko-enda-manga.hatenadiary.jp