この記事は1990年代
平成初期に連載されていた
10巻以内で完結する
オススメの少女漫画
赤石路代さん
PA(プライベートアクトレス)
の漫画紹介/感想後編です📖🙋
yoko-enda-manga.hatenadiary.jp
あらすじ
母が未婚の大女優永沢さゆり。
お嬢様学校に通う小早川志緒ちゃん。
学校には内緒でエキストラや
PA(プライベートアクトレス)の仕事をしています。
前回の記事にPAの説明を載せております🙇✨
志緒ちゃんの天才的な演技は
見ている私達読者も虜にしちゃいます🙋
世界中の沢山の
人々を魅了してきた
・詩人 ・美術作品 ・画家 ・曲 ・偉人
・脚本、映画監督 ・文学作品…等々
がそれぞれのタイトルに入っており、
物語との繋がりを見つけるのもこの漫画の醍醐味ですよ📖✨
ここからは5~8巻(最終巻)のご紹介となります!
4巻「モナリザは微笑む」
でついに因縁のライバル十文字花菜(じゅうもんじかな)と出会った志緒ちゃん。
花菜は逮捕され、事件は解決したと思われましたが…。
後半の4冊は未婚の大女優永沢さゆりの娘という事を世間に隠し続けてきた志緒ちゃんが、PA、エキストラを経てついに大女優を目指し始めます。
後半のポイント!
- 婚約者知臣の一族
- 志緒ちゃんの初恋のお話
- ついに父親に存在が知られてしまう
- 母、永沢さゆりに起きてしまった事
- 名前と顔を替えて表舞台に上がってきた十文字花菜
- 女優になると決心した志緒ちゃん
- 十文字花菜改め両堂沙都香(りょうどさとか)との最後の戦い!
- 知臣と志緒の約束は果たされたのか?
前半四冊を更に更に越えた
大ボリュームの後半四冊となっています!
今まで世間だけではなく、父親にも存在を隠してきた志緒ちゃんですが、ついに父親である日本を代表する演技派俳優、緒方正和に知られてしまいます。
お父さんからもしっかり演技力を受け継いでいますね!
両堂沙都香との対決は表舞台でお互い女優としての戦いとなり、志緒との共演により、無意識に自身の気持ちがぶれてしまう沙都香の描写には読んでいて物凄く惹き付けられました。
後半の四冊は志緒ちゃんが少しずつ女優へと導かれていく物語の流れだったのですが、
その中で私が1番好きなお話は
5巻[Queenで終わる夏]です。
このお話は志緒ちゃんが現在所属している日青プロに入る前に出会った初恋相手小柴直哉くんのお話で、直哉くんは志緒ちゃんのはじめてのPAでの相手となります。
直哉くんは血液の病気で繰り返し入院と日々通院をしている男の子。
病気の症状か重くなってしまった直哉くんのご両親からせめて亡くなる前に恋をして欲しいという依頼でした。
最後、直哉くんは夏の終わりに息を引き取ります。
その後志緒ちゃんは命日には必ず花を沢山かざり、ろうそくもありったけつけて、Queenを聴くのです。
コミック4分の1しか使わず書かれているとは思えない内容量の、読み応えのあるお話となっています。
個人的には5巻は群を抜いて当たり巻で、全巻通して1番大好きな巻です📖
皆さんも是非名作PAを今一度楽しんでみてはいかがでしょうか😌✨
現在、P.AS.(プライベートアクターズ)の連載が始まり、こちらも物凄く面白いので近い内に記事を書ければと思っております📖🙋
是非お立ち寄り頂けたら嬉しいです🙇